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2022.06.14
脱毛:よくある質問より

光線過敏症でも脱毛はできますか?

だんだんと暑くなってきて、薄着になる季節になってきましたね。そうなると気になるのが、ムダ毛ですよね。今、福井でも男性(メンズ)や女性問わずに脱毛をする方が増えています。医療脱毛をしようか、光脱毛にしようかも迷うと思いますが、その他にもアレルギーやアトピーなどをお持ちの方は、自分が施術をできるのかどうか、ご不安だと思います。今回は、アレルギーの中でも、「光過敏症・光線過敏症」もしくは「紫外線アレルギー」と呼ばれる症状について触れていき、脱毛との関係についてもお話できればと思います。

【目次】
1.脱毛前後の服薬にも注意!光線過敏症(紫外線アレルギー)とは何?
2.脱毛をしたいけれど、光線過敏症だと施術はできないの?
3.今回のまとめ

脱毛前後の服薬にも注意!光線過敏症(紫外線アレルギー)とは何?

そもそも、光線過敏症とはどういった症状なのかご存知でしょうか?光線過敏症は、日光アレルギーとも呼ばれており、日光や光に対し免疫系が過剰な反応を起こし、皮膚に病変を生じる疾患のことです。紫外線UVBによる日焼けは、ある程度の紫外線量になれば誰でも日焼けをしますが、光線過敏症の方は少量でも反応してしまいます。主な症状としては、日光にさらされた皮膚部位に、かゆみや発疹、赤みが生じたり、腫れて水疱ができたりするなどの炎症を起こします。光線過敏症の病態には、日光じんましん、化学物質による光線過敏症、多形日光疹などがあり、とくに薬剤による光線過敏の症状は、薬物と光の量が一定以上であれば、誰でも発症する可能性があるものです。発症する年代も多岐に渡り、乳児~老年期まで様々な年齢で発症が見られます。皮膚疾患が発生したり、悪化したりする要因として、薬剤による外因性のケースと、遺伝もしくは代謝疾患などの内因性のケースがあります。外用薬や内服薬の使用後に日光を浴びたことをきっかけにアレルギー症状が表れる「薬剤性光線過敏症」は、光線過敏症の中で唯一、症状を引き起こす原因が明らかになっているもので、一番事例が多いです。その中でも、塗り薬や湿布などの貼り薬を利用した場所に限定して症状が出るものを「光接触皮膚炎」と言います。この症状の原因として特に多いのが、痛みや炎症を鎮める湿布薬です。湿布薬を貼りながら日光を浴びて症状が出ることもありますし、湿布薬を剥がした後でも症状が出ることがあります。これは、肌に薬の成分が残っているためであり、湿布を剥がした部分に日光を浴びると、湿布の形のまま肌が赤くなったり、ブツブツができたり、水疱ができる場合もあります。薬を使用しなくなってから2~3週間経った後に症状が出ることもあるので、注意が必要です。それから、内服薬を服用した後に日光を浴びた部分に広範囲に症状が表れる「光線過敏型薬疹」というものもあります。内内に取り込まれた薬の成分が皮膚に到達した後、太陽光に薬の成分が反応して、肌に赤みや水疱ができます。口から飲む内服薬は、薬の成分が血液にのって全身に運ばれるため、太陽光を浴びた部分に幅広く症状が表れることが特徴です。内服薬はさまざまな病気の治療薬をして使用されるため、外用薬よりも多く光線過敏症の事例が報告されています。自分は大丈夫と、普段は日光を浴びても何ともない方でも、突然光線過敏症の症状が出ることが有り得るので注意が必要です。

脱毛をしたいけれど、光線過敏症だと施術はできないの?

では、光線過敏症の方は絶対に脱毛することはできないのかというと、絶対にできないわけではありません。それというのも、一般的には光線過敏症の要因となる光の波長は、「紫外線」がほとんどだからです。(一部は可視光線が原因の場合もあります。)光の波長が短い程、強いエネルギーで肌に悪影響を与えます。太陽光に含まれる光の波長を比べると、一番短いのが紫外線で200~380nmで、次に可視光線の380nm~760nm、その次に赤外線の760nm~1,000,000nmとなっており、紫外線の光の波長は脱毛で用いる光の波長とは異なります。なので、基本的には脱毛の施術を受けることができるのです。しかしながら、脱毛の施術を受けられるかどうかはケースバイケースとなっています。それというのも、上記でも説明したように、光線過敏症と一口に言っても、症状や原因は様々で、アレルギー症状が肌だけに出る方や、神経や他の臓器にまで影響を及ぼす場合もあります。普段は日光を浴びても何ともない方も、薬の服用など外因的な要因で光の影響を受けやすい状態の場合には、脱毛することを控えていただくこともあります。多くのサロンやクリニックで脱毛前後に薬の服用を避けるように注意をされるのは、そういった理由からです。光線過敏症の心配がある方は、自己判断をせずに、サロンと病院できちんと事前に確認をしてから、脱毛の施術を受けることをオススメします。

今回のまとめ

今回は、光線過敏症と脱毛についてのお話をさせていただきました。光線過敏症の方は必ずしも脱毛が出来ないわけではありませんが注意が必要となるため、あらかじめ脱毛サロンや医療クリニック、かかりつけの病院などと相談をされた上で通っていただくことをオススメしています。普段は光線過敏症ではない方も、脱毛サロンや医療クリニックからも十分に注意喚起はされると思いますが、薬の服用などをきっかけに突発的に症状が出ることもありますので、外用薬や内服薬を使用する際には特に気をつけて、事前に相談を、服薬中は施術を避けるたりするようにして、安全に通っていただくことをオススメします。UNO>>>ichikaraにも、紫外線アレルギーのお客様が通われていますが、パッチテストをしてから様子を見てもらってから決めて頂くことにして、今ではコースの8回目まで何事もなく通って頂いています。光脱毛や医療脱毛で使われている光やレーザーは紫外線とは異なる波長ですので、基本的に施術をしても影響は出にくいですが、お客様によってケースバイケースですので、心配がある方は事前の無料カウンセリングにて、ご相談いただければと思います。

福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾