皆さんは腕や足のムダ毛と比べて、VIOやワキのムダ毛はなぜ太くて濃い毛が生えてくるのか疑問に思ったことはないですか？太くて濃い毛なので自己処理をするのも大変ですし、剃り残しがあるときはムダ毛が目立ってしまいますよね。脱毛に通っている方は、なかなかVIOやワキのムダ毛が減らない、減ってはきているが他の部位と比べて濃い毛が生えてくる…と感じている人も多いと思います。ワキとVIOに太くて濃い毛が生えてくるのにはいくつか理由がありますので、本日はそんな謎を解いていきます。
【目次】
1. VIOやワキのムダ毛が濃い理由とは？
2. VIO脱毛しているけどなかなかムダ毛が無くならないのには理由がある
3. VIO脱毛でムダ毛が減らないと思った時は
4. おすすめVIO脱毛方法はNPL脱毛方式
5.今回のまとめ
VIOやワキのムダ毛が濃い理由とは？
体の全身の体毛は産毛が多いのに対し、ワキやVIOの毛はなぜ濃い毛が生えてくるのか？いくつか理由がありますが、今回はその代表と思われる原因を3つご紹介します。
性毛と無性毛の違い
VIOやワキのムダ毛が他の腕や脚のムダ毛と比べて濃いのには、性毛と無性毛の違いがあります。
まずは、性毛についてご説明します。性毛とは、第2次性徴（体つきや声の変化が男女として区別され始める時期）から生え始める体毛のことを指し、性ホルモンの働きによって生えてくる体毛のことです。性毛の特徴として・体臭の発生するアポクリン汗腺がある・比較的太い毛が生えて、生え方がバラバラ・生え際下の組織（毛包）がない などがあります。さらに性毛には「男性毛」「両性毛」の2つに分類され、男性毛は男性ホルモンの影響を受けて生えてくるヒゲや胸毛などのことを指します。両性毛は、男女問わず性ホルモンの影響を受けて生えてくる毛でワキやVIOの毛はそれに当たります。性毛であるワキ毛やVIOの陰毛は、子供の頃には生えていませんよね。思春期にホルモンが分泌が活性され、その影響を受けて他の部位の産毛とは違い独特の太くて濃い毛が生えてきます。そして、ホルモンの作用によるため生えるスピードは他の産毛よりもかなり速いです。
ワキとVIOはアポクリン汗腺がある
汗を出す汗腺には「アポクリン汗腺」と「エクリン汗腺」の2種類あります。全身のほとんどの汗腺はエクリン汗腺といい、体温調整のために汗を出す役割で成分のほとんどが水なのでサラサラとした汗がですのが特徴です。ワキとVIOラインはエクリン汗腺ではなく、アポクリン汗腺という特殊な汗腺があり、この汗腺が存在するび部分には太くて濃い毛が生えてきます。アポクリン汗腺とは、ワキや陰部、乳首周り、おへそなどの体の一部にしか分布されておらず、アポクリン汗腺自体は無臭ですが脂質やタンパク質成分が含まれており、汗が出ると表皮の常在菌に分解されることで独特の臭いがあります。人間以外の動物にはこのアポクリン汗腺が全身に分布されているため、身体中にフサフサとした濃い毛が生えています。人間はごく一部にしかアポクリン汗腺がないので、その部分（ワキやVIO）には太くて濃い毛が生え、他の部位の毛はだんだん退化し産毛になったといわれています。
外部からの刺激から守ろうとする説
その他にも、ワキとVIO付近には血管やリンパ管が集中してあるため全身の中でも特に大事とされている部位です。さらにワキとVIOは皮膚が他の部位よりも薄い部分でもある為、外部からの刺激から守ろうと太く濃い毛が生えるともいわれています。今は洋服を着ているので外部からの刺激はほとんど受けないですが、ワキやVIOは洋服などとよく擦れてしまう部位なので、体はそれを刺激と捉えて守ろうとしているのかもしれませんね。
ワキとVIOの毛が濃い理由として、性毛か無性毛かの違いとアポクリン汗腺があるかどうか、外部の刺激から守ろうとする役割があるので他の腕や足と比べて太くて濃い毛が生えてきます。ワキ、VIOだけでなく乳首周りやおへそもアポクリン汗腺があるので、比べると産毛に近いですが濃い毛は生えてきます。男性のヒゲなんかも性毛になるのでホルモンの影響を受けて濃い毛が速く生えてきてしまいます。今は大昔と違って洋服などを着たりして外部からの刺激を受けることはほとんどありませんので、今後全身の毛は退化していくといわれています。しかし、腕や足のような産毛になったり、全身の毛が全くなくなるにはまだまだ時間はかかってしまいます。ワキやVIOの濃い毛が退化するにはもう少し時間がかかりそうですね。
VIO脱毛しているけどなかなかムダ毛が無くならないのには理由がある
脱毛の中でもVIO脱毛は人気の部位です。近年は、若い女性だけでなく、40代以降の人がVIO脱毛をする介護脱毛や男性の人もVIO脱毛を始めています。人気のVIO脱毛ですが、なかなかムダ毛が減らない、他の部位は無くなったのにVIOはしつこく残ってしまうと聞いたことないですか？実際にVIO脱毛をしてそう感じている人は多いと思います。実はVIOにあるムダ毛が他の体の部位と比べて、脱毛しても減りづらいのには理由があるのです。そこでここからは、VIO脱毛でムダ毛が残ってしまうと感じる3つの原因をご紹介していきます。
VIOのムダ毛は毛量が多く、毛質が太くて濃い
VIOのムダ毛は、腕や脚のムダ毛と比べると、毛が密集して多く、毛質が濃いとため、ムダ毛が減りづらいのです。脱毛は1回では全てのムダ毛が無くなることはありません。脱毛器によって全てのムダ毛に対する有効性は違いますが、イチカラで導入しているNPL脱毛でも有効性が50％といわれているので、限りなくゼロにしようと思うと8回以上は脱毛をしないといけません。特にVIOは毛が密集していて多いので、他の部位よりも脱毛の回数が必要になるということです。また、毛質が濃いので、確実に減っていても、いつものように毛が生えてきているように見えてしまうので減っていないように感じてしまうこともあります。
VIOのムダ毛は成長期が長い
全ての毛には毛周期というものがあり、休止期、成長期、退行期とあります。体の部位によって期間が異なり、VIOは1〜2年の成長期があり、成長期が終わってから毛が抜け落ちてきます。一度、毛が生えてきてしまったら、退行期のムダ毛が落ちる期間を待たないといけません。他のワキや腕などの成長期は2〜6ヶ月なので、比べるとVIOは抜け落ちるタイミングが遅いので、脱毛の効果がないように感じてしまうのです。
バルジ領域が他の部位よりも深い可能性がある
VIOの減りづらいと思う部位は、VラインとIラインの境目の内側の粘膜に近いところが多い傾向にあります。粘膜は皮膚が伸縮性を持っているため、毛穴が深く、かつ毛穴の中で毛が垂直に生えていないことが多いのです。毛穴の中で毛が曲がっていることがあります。そのため、ターゲットとしているバルジ領域に、熱が届きにくくなり脱毛効果が弱まることがあるそうです。
VIO脱毛でムダ毛が減らないと思った時は
ここからはVIO脱毛をしても、なかなかムダ毛がなくならないと感じた時の対処方法をご紹介していきます。
乾燥は脱毛の大敵！保湿をしっかりと
肌が乾燥して皮膚が硬いと、ムダ毛が抜けにくくなってしまいます。終わるはずの毛がそのまま抜けずにいることもあるので、肌を柔らかくするために、VIOも保湿が大切です。特に冬やお風呂上がりは肌が乾燥しやすいので、日頃から化粧水などで保湿をしましょう。最近はデリケートゾーン専用の刺激の低いローションも販売されているので、使ってみてください。
カミソリでの自己処理を避ける
カミソリでの自己処理は肌に大きな負担がかかります。ムダ毛と一緒に必要な角質も取り除いてしまう恐れがあるので、より肌が乾燥してしまったり、肌トラブルが起きる可能性があるからです。
1、2回の脱毛で結果がなくても続ける
脱毛は1回、2回の施術では全てのムダ毛を無くすことはできません。途中で辞めずに続けていくことが大切です。
おすすめVIO脱毛方法はNPL脱毛方式
VIO脱毛をする方法を紹介していきます。
1.電気脱毛（ニードル脱毛）
髭の毛根に針を刺し、微弱な電気を流して毛根を破壊する方法です。1回あたりの処理時間が長いため、時間がかかる場合があります。
2.レーザー脱毛
レーザー光を照射して、髭の毛根を破壊する方法です。強い出力のレーザーを照射するため、痛みが生じ火傷をしてしまうリスクがあります。毛根の黒いメラニン色素に反応するため、肌の色やムダ毛の色素によっては効果が出にくい場合があります。
3.IPL脱毛
レーザー脱毛よりも弱い光で照射していく方法。レーザー脱毛と同様に、黒いメラニン色素に反応する光のため、肌の色やムダ毛の色素によっては効果が出にくい場合がある。ゴムで弾かれたような痛みが生じるのが特徴。
一般的に家庭用の脱毛器はこのIPL方式です。しかし、VIOは体の中でも特にデリケートな部位のため、家庭用脱毛器ではVIO脱毛ができないというものがほとんどです。
4.NPL脱毛
光脱毛の一種だが、従来の脱毛方法と異なりターゲット部位が「バルジ領域」のためメラニン色素関係なく脱毛が可能。バルジ領域がターゲットになったことによって、痛みがないのが特徴。安定した光で照射できるため、連射が可能になり脱毛の施術時間も早い。
イチカラのVIO脱毛は「NPL脱毛」を導入しています。NPL脱毛は、先ほどもご紹介したように従来の脱毛の常識である「痛みがある、時間がかかる」という概念を覆す最新のハイスペック脱毛方式です。従来の方法と大きく異なるのが、ターゲット部位が毛根よりも表皮に近いバルジ領域ということ。まずバルジ領域とは、毛包幹細胞が存在する場所です。毛包幹細胞は、毛包を再生する力を持っており、新しい髪の毛を生やすために不可欠な細胞です。NPL脱毛はバルジ領域にダメージを与えることによって、毛包幹細胞が破壊されて毛が生えなくなるという仕組みになります。
今回のまとめ
VIO脱毛をしてなかなか減らない、無くならないと感じている人は少なくありません。しかし、VIOは特になくなりにくい部位で、原因も様々あります。なぜ、VIOは他の部位と脱毛効果が違うのかを知っているだけでも、脱毛中の不安は解消されると思います。人気のVIO脱毛が気になっている方は、一度イチカラの無料カウンセリングにいらしてみてください。
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高島沙耶
