皆さんは普段、ご家庭でのムダ毛処理をどのような方法でしていますか？カミソリを使って剃毛している方や、電気シェーバーを使う方、除毛クリームを使用している方、毛抜きを使って抜いている方など様々だと思います。一番手軽なのがカミソリでの処理であるため、剃刀を使用する方が一番多いように思いますが、特に脇などは毛抜きを使用する方が多いという印象があります。ところで、毛抜きを使って処理することにより、「毛が生えて来なくなる」「生えるのが遅くなる」などの噂があるのですが、ご存じですか？今回は、毛抜きでの処理の噂の真相についてお話していこうと思います。
【目次】
1.ムダ毛の処理を毛抜きですると毛は生えてこなくなるのか？
2.毛抜きでのムダ毛処理をすることはオススメできない！
3.今回のまとめ
ムダ毛の処理を毛抜きですると毛は生えてこなくなるのか？
毛抜きでムダ毛を抜くと、もう生えて来なくなるのか？その答えはNOです。毛は、毛乳頭や毛母細胞といった発毛組織が関わって生えてくるのですが、毛抜きで毛を抜いたところでその発毛組織が死滅する訳ではありません。発毛組織は毛根に残ったまま、上の毛の部分だけ抜いているだけなので、またしばらくしたら毛は生えてきます。たまに、根元に白っぽいものが付着しているのを見たことがある方もいるかもしれませんが、あれは毛根ではなく、毛と毛穴をつなぐ接着剤のような働きをしている毛根鞘（もうこんしょう）というものです。（私自身も、中学生や高校生の頃は、毛抜きで抜いた時に白いものがついていると、毛根もとれた！と思い込んでいました。笑）でも、毛抜きで抜いた方が、次に生えてくるまでが長い気がする・・・と思う方もいるかもしれません。その理由としては、①繰り返し毛を抜いたことで、発毛組織がダメージを受けた可能性。②毛周期の関係で生えて来るまでの期間が長くなった可能性。③加齢により、毛母細胞の働きが衰えてきた可能性。の３つが考えられます。①の発毛組織がダメージを受けた可能性についてですが、「ダメージを受けたならそのまま毛が生えなくなって来そうだし良くない？」と思うかもしれませんが、これは一時的なもので、細胞がまた回復すれば元通りはえてきます。②の毛周期についてですが、ムダ毛は成長期・退行期・休止期というそれぞれの周期があり、たまたま成長期の毛を抜き。その後に退行期や休止期に入ったためにしばらく生えて来ず、毛が生えなくなったと思っているという可能性があります。③のパターンは、加齢により毛母細胞の働きが衰えてきて生えてくる毛が弱くなったり、生えて来にくくなったりしただけにも関わらず、長年毛抜きでの処理を繰り返し続けていた結果だと思ってしまったという可能性があります。このように様々な要因があることで、毛抜きだと毛が生えなくなってくると思ってしまう方もいるかもしれませんが実際のところは、それはただの噂話であり、毛が生えなくなることはないのです。
毛抜きでのムダ毛処理をすることはオススメできない！
毛抜きで処理をすることは、様々な点からオススメすることはできません。毛抜きでの処理は、肌への負担が大きくデメリットがあります。①毛穴がブツブツになる。②毛穴が開く。③埋没毛の原因になる可能性がある。④色素沈着の原因になる可能性がある。⑤肌荒れや乾燥の原因になる可能性がある。⑥毛嚢炎になる可能性があるなど様々です。綺麗に見せたいという思いから毛の処理をしているのに、その処理によって肌トラブルを引き起こしてしまっては元も子もないですよね。毛抜きだけではなく、カミソリや除毛クリーム、脱色クリームなどの自己処理による肌トラブルは多いです。なるべく自己処理は避けたほうが肌のためには良いですね。
今回のまとめ
今回は、毛抜きでのムダ毛処理についてお話させていただきました。カミソリや毛抜きでの処理は手軽なことから、多くの方が自己処理の方法として選択することが多いと思います。しかし、自己処理を繰り返していくことで、肌へのダメージは蓄積されていきます。そして、自己処理というのは一時的なものでしかなく、除毛であり、脱毛にはなりません。本当に毛を無くしていきたいのであれば、きちんと脱毛サロンで脱毛をすることをオススメします。繰り返される自己処理から解放されて、自分の肌のことも労ってあげるならば、脱毛という選択が一番です。しかし、脱毛サロンの選択も重要です。当店のHPでは、脱毛サロンの選び方についてもコラムを載せていますので、参考にしていただくと良いかもしれません。
福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾
