脱毛サロンや医療脱毛のクリニックにいったことがある方は、「毛周期」という言葉を聞いたことはありませんか?また、脱毛について調べたことがある方もこの毛周期を聞いたことがあるかもしれません。美容室でも美容師さんによっては説明をする方もいるかもしれませんね。この毛周期というのは、脱毛と非常に関係があるものなのです。この仕組みを知ると、脱毛というのが何なのか、よく分かるようになるかと思います。今回は、この毛周期についてお話していこうと思います。
毛周期とは「毛が生え変わるサイクル」のこと
毛周期というのは、簡単に説明すると「毛が生え変わるサイクル」のことを言います。私たちの体毛というのは、常に同じ毛が生えているわけではありません。毛周期は、大きく4つの期間に分かれており、①成長初期・②成長期・③退行期・④休止期とそれぞれ呼ばれています。(正式にはもう少し細かく分類されます。)まず、①成長初期・②成長期について説明していきましょう。毛には毛乳頭という毛の根のような部分があります。その毛乳頭へ栄養分が運ばれて細胞が分裂することで毛が伸び始め、成長期が始まります。成長期になってもしばらくの間は皮膚の中だけで伸びて行くのですが、この皮膚の中だけで伸びている時期が、成長初期の段階です。ここからやがて目に見える毛となって皮膚表面へと出て行き、この時期はどんどん毛が伸びたり、太くなったりします。この皮膚表面に出てきてぐんぐん伸びて行く時期が成長期です。次に③退行期についてです。退行期になると、毛球と呼ばれる部分(毛の根元にある球状に膨らんだ部分で毛乳頭を上から覆っている)が縮小して、毛を成長させていた毛母細胞での細胞分裂が減少します。そのため、毛母細胞は栄養をもらえなくなり、毛根の周りに存在している毛包という部分の壁である毛包壁が収縮をして毛が上へと押し上げられていきます。こうして毛が抜け落ちる準備段階に入り、毛球が毛乳頭から離れて退化していきます。毛乳頭と毛の結びつきが弱まり、毛の成長も止まります。④休止期に入ると、完全に毛は抜け落ち、その毛の寿命がやってきます。この間は、次の毛を生やす準備期間に入るので、毛母細胞での細胞分裂は停止して、毛乳頭部は球のようになって皮膚の中で休みます。毛周期には、個人差・部位差があり、その期間は毛の1本1本でバラバラなので、一定ではありません。
脱毛において毛周期が関係あるのはなぜ?
脱毛をする際に必ず毛周期の説明をされるのはなぜかというと、それは脱毛の仕組みと深く関係があるからです。医療脱毛においても、光脱毛においても、根本的な仕組みは同じです。ほとんどの脱毛方法においてターゲットとしているのは毛根です。毛根にある、毛乳頭という部分が毛の生成に大きく関わっているという考えのもと、この毛乳頭にダメージを与えて行くことを目的としています。毛の黒色であるメラニン色素に反応する光を当てることで、光がメラニン色素に吸収され、熱エネルギーに変わり毛根に伝達されます。毛根に熱が伝わると、毛に栄養が届かなくなり、次第にムダ毛が生えて来なくなるという仕組みです。メラニン色素に反応させるということは、つまり「毛が生えていなければいけない」ということになります。なので、その毛が生えている成長初期や成長期に合わせて来店してくださいという説明をするために、毛周期の説明をされるのです。ちなみに、退行期に関しては、表面上は毛が生えているように見えますが、毛乳頭から毛が離れてしまっているので、光を照射したとしても、毛乳頭まで作用させることができません。そのため、成長期が来てくれるのを待つということで、2〜3ヶ月おきに施術をしていくということになります。
今回のまとめ
今回は、毛周期と脱毛の関係についてお話をしました。この話の中で、毛周期と脱毛は関係があるとお伝えしましたが、あくまで従来の脱毛方法においてのことであり、「施術をする際に毛周期が関係ある」という話です。UNO>>>ichikaraの脱毛機は、NPL脱毛という脱毛方法を採用しており、施術をするのに、毛周期が関係ありません。つまり、他の脱毛機よりも短い期間で施術をしていくことができるのです。脱毛に通うなら、なるべく早く通い追えられる方が良いですよね!早く、効果的に脱毛に通いたいならば、NPL脱毛の当店に着ていただくことをオススメします!
福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾