脱毛ではいろんなトラブルが起きがちです。前回は脱毛サロンでの料金、勧誘のトラブルをご紹介しました。国民生活センターが発表したものによると、2012年から2017年の5年間で脱毛の施術により危害を受けたという報告が964件もあり、エステサロンで受けた脱毛によるものが680件、医療機関で受けた脱毛によるものが284件あったそうです。今回は脱毛サロンやクリニックで実際にあった施術トラブルについてご紹介していきます。
【目次】
1. 脱毛サロンでの施術トラブル事例
2. 脱毛サロンでの施術トラブルを避けることはできる?
3.今回のまとめ
脱毛サロンでの施術トラブル事例
脱毛は光やレーザーを肌に照射するため肌トラブルが起きやすいといわれています。どのような肌トラブルが起こるのか事例と一緒にご紹介していきます。【例1】クリニックでレーザー脱毛を受けたら後日赤くなったので病院に行ったら火傷と診断された。このようにレーザー脱毛をして火傷をしたという危害や相談が多いそうです。レーザー脱毛はレーザーの熱を利用して毛根一本一本にダメージを与えて脱毛をする方法です。肌を火傷させながら施術する方法なので火傷などの炎症が起きやすいといわれています。腕や足など比較的丈夫な部分でも火傷ができたという事例もありますが、顔やVIOのデリケートゾーンなどの、皮膚が薄い部分は特にトラブルが深刻化しやすいようです。【例2】光脱毛を6回受けて今までは大丈夫だったが、7回目に脱毛の施術を受けたら痒みが出て肌がかぶれた。火傷のトラブルは1回目の施術で見られることが多いのですが、痒みなどの肌トラブルは何回か脱毛を受けてからもなる場合があります。痒みや赤みがでる肌トラブルは、体調の良し悪しによって変わります。例えば、女性の生理期間中はホルモンバランスが崩れやすくなっているため、平常な時と比べると、脱毛をして肌トラブルが起きやすくなっています。このようなトラブルが起きないように生理期間中の脱毛をお断りしているサロンがほとんどですが、中には生理期間中でもVIO以外の部位は施術をしているところもあるようなので、自分自身で気をつけなければいけません。【例3】カウンセリング時には硬毛化しないといわれていたが、クリニックで脱毛をして2回で毛が硬毛化した。火傷やかぶれなどの肌トラブルと比べると件数は少ないですが、このような事例もあります。多くのクリニックでは「稀に硬毛化することもあります。」と説明しているところがほとんどのようですが、この事例のように硬毛化しません!!と断言してしまっていたので、返金を求める相談があったそうです。この硬毛化は施術を受け続けることで改善していきますが、このようなことが起きた場合はまずクリニックやサロンに相談しましょう。
脱毛サロンでの施術トラブルを避けることはできる?
施術トラブルに関しては事前に、口コミサイトや知人から情報を収集して未然に防ぐことはできますが、正直、実際に脱毛の施術を受けてみないと分かりません。肌の状態も個人差があるので、友人や家族が施術を受けて大丈夫でも、もしかしたら自分には肌トラブルが起こる可能性もあります。脱毛カウンセリング時にパッチテストを希望すれば、できるところもあるので心配な方はパッチテストをスタッフに伝えて実施することで安心して脱毛に通えます。パッチテストでは分からないかもと思う方は、脱毛体験をしてみることもおすすめです。先ほど、脱毛の施術を受けてみないと肌トラブルが起きるか分からないとお伝えはしましたが、脱毛にはいくつも種類があるので、トラブルを起こしにくい機械を選択できることは可能です。医療脱毛と呼ばれるレーザー脱毛は火傷のリスクは高く、従来の光脱毛で多く使われているIPL脱毛方式も火傷リスクがあるといわれています。UNO>>>ichikaraで使用しているNPL脱毛方式は最新の機械なので、火傷リスクはほぼないとされています。機械の違いを把握することで施術でのトラブルは未然に防ぐことが可能です。
今回のまとめ
今回は脱毛の施術で起こるトラブルについてご紹介していきました。脱毛は施術後に起こる火傷などの肌トラブルが起きやすいといわれています。料金・勧誘トラブルより未然に防ぐことは難しいですが、施術トラブル対策として、きちんとした機械や技術があるところを選ぶのはもちろん、トラブルが起きた時に速やかに対応してくれるクリニックやサロンを選ぶことが大切です。
福井脱毛エステティックサロン UNO>>>ichikara
高島沙耶