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COLUMN
お知らせ・コラム

2022.08.17
脱毛:光脱毛について

光(IPL)脱毛器(マシーン)で行われた臨床試験について

エステティックサロンの業務用脱毛器(マシーン)・家庭用脱毛器(マシーン)で使われることが多い「IPL脱毛方式」の特徴を簡単に解説していきたいと思います。IPL脱毛方式の仕組みとは、毛根部であるメラニン(色素の黒部)に光の熱エネルギーを反応させて、一気に6〜10 c㎡くらいの範囲にアプローチを作用させていきます。痛みはレーザー脱毛・ニードル脱毛のような医療脱毛に比べるとかなり緩和されるものの、輪ゴムで弾かれたような独特な痛みを施術の際伴うことになります。また多くのエステティックサロンにおいては、この光を美肌目的としてフェイシャル施術に利用されてもいます。全身脱毛を行うとするのであれば、定期的に通えば平均的に卒業は3年〜5年かかるとされており、これは医療脱毛の10年と比べれば大幅に短縮されたともいえますが、NPL方式・THR方式・SHR方式といったその他の光脱毛方式と比べると、費用・期間は大きく上回る脱毛方式だといえるのです。

【目次】
1.脱毛器(マシーン)「オルトレ・ドゥエ」の臨床試験条件について
2.IPL方式脱毛器(マシーン)「オルトレ・ドゥエ」の臨床試験結果について
3.今回のまとめ

脱毛器(マシーン)「オルトレ・ドゥエ」の臨床試験条件について

前回コラムでお伝えしたように、エステティックサロンの脱毛器(マシーン)で導入される装置については、美容機器として分類されています。現在のようにレーザー脱毛が主流になる以前は、電気脱毛こそがエステティックサロンで行われる脱毛方式の主流でありました。しかしながら現在は、IPL方式を主体とした光脱毛がほとんどのエステティックサロンで導入されています。「医療」と「美容」の分類としては、この熱エネルギーのパワー基準であり、例えば毛乳頭や皮脂腺開口部などを破壊することは医療行為とされていて、エステティックサロンでのIPL方式の施術は、法的にも「脱毛」というよりは「制毛」であることを求められています。近年医科大学では、株式会社ウィズ・アスがメーカーを務めるIPL方式の脱毛器(マシーン)「オルトレ・ドゥエ」で美容機器としての安全性・効果性を測る臨床試験が行われています。臨床試験の対象者は、正常健康人20名(男性16名・女性4名)・平均38歳としています。PL方式の脱毛器(マシーン)「オルトレ・ドゥエ」の熱エネルギー幅は、550〜1400nmです。

IPL方式脱毛器(マシーン)「オルトレ・ドゥエ」の臨床試験結果について

IPL方式の脱毛器(マシーン)「オルトレ・ドゥエ」を、すべての対象者に4J/ c㎡の出力で、連続3照射を行い、脱毛を行いました。照射直後そして照射翌日に脱毛照射をした部位範囲の臨床的な観察を行い、商社1ヶ月後にわたり、脱毛照射範囲の体毛本数を再度カウントする試験の内容でした。まず副反応ですが、照射直後から1ヶ月後までの調査期間中に紅斑をなど含む反応は一つもケースとしてはありませんでした。また「脱毛」としての効果測定ですが、脱毛施術前から施術後1ヶ月後の体毛の本数(1c㎡単位)の経過として平均5.56本が4.68本と減少し、再生率は84.2%を記録しました。つまり施術前に比べ1%未満の危険率という安全性とともに、統計上IPL方式の脱毛器(マシーン)には、脱毛の効果性を記録したということになるのです。

今回のまとめ

またこの臨床試験の対象者は、施術後に表皮・毛包を含めた毛包上皮や毛包周囲の真皮に変化は認められず、毛乳頭・皮脂腺開口部の障害についても確認できず、安全に施術が進捗したということも報告には添えられています。