私は16歳で美容師になろうと思い、高校を中退して美容業界に飛び込みました。入社して3ヶ月が経った頃シャンプーテストに合格しお客様のシャンプーを担当し始めた頃から肌荒れをし始め、パーマ液を使うようになった頃には指の先から肘までが火傷してタダレたようになっていました。皮膚科を受診すると「アトピー性皮膚炎」と診断され、その後10年間手荒れに苦しみました。幸いというのか私自身は体毛が薄く、出産するまでワキの毛も生えたことがない人だったので、手荒れが酷い時期に剃毛することはありませんでしたが、アトピー性皮膚炎などの肌荒れがある方が、剃毛をすることは相当に苦痛です。しかし、通常の脱毛方法ですと、肌荒れがある方は施術ができません。今回はアトピー性皮膚炎の方でも脱毛可能であるかについてご案内いたします。
【目次】
1.医療脱毛はアトピー性皮膚炎患者であれば断られる
2.家庭用脱毛器や通常の光脱毛はアトピー性皮膚炎患者でも大丈夫??
3.アトピー性皮膚炎でも全身脱毛可能な方法はNPL方式脱毛の理由
4.今回のまとめ
医療脱毛はアトピー性皮膚炎患者であれば断られる
レーザー脱毛・ニードル脱毛のことを医療脱毛と呼びますが、この脱毛方法は一般的に火傷させながら脱毛していく方法ですから、かなりの痛みも伴うとともに火傷させながら施術していくことで乾燥肌になってしまうという方法になりますから、元々肌が乾燥しているアトピー性皮膚炎患者は施術を断られてしまいます。またワキ脱毛をするだけで1時間かかる方法ですから全身脱脱毛をしたい方には向いていない脱毛方法になります。
家庭用脱毛器や通常の光脱毛はアトピー性皮膚炎患者でも大丈夫??
通常の光脱毛であるIPL方式脱毛・SSC方式脱毛・SHR方式脱毛は火傷リスクの高い脱毛方法になります。サロンによっては「アトピー性皮膚炎の方でも施術可能です」と謳っているところもありますが、脱毛方法がIPL方式脱毛・SSC方式脱毛・SHR方式脱毛で、そのように謳っているのであれば、火傷リスクのある脱毛方法であるため、アトピー性皮膚炎の方に施術可能ということは残念ながら不誠実なサロンである可能性がありますから止めておいた方が良いと思います。また家庭用脱毛器は現時点で全ての製品がIPL方式脱毛ですから、アトピー性皮膚炎の方は使用してはいけません。広告などでは、そのような情報は一切案内されていませんからご存知ない方も多く、そのため知らずに購入してトラブルが起こることも多いですから、知識として知っておいていただきたいと思います。また、両親に脱毛についての知識がなく、体毛で悩んでいるアトピー性皮膚炎の子供に家庭用脱毛器を与えてしまいトラブルになるケースもありますから、くれぐれもご注意くださいませ。
アトピー性皮膚炎でも全身脱毛可能な方法はNPL方式脱毛の理由
UNO>>>ichikaraで導入しているNPL方式脱毛は、通常の医療脱毛や光脱毛と違いターゲットが毛根ではなく、毛の種をつくっている「バルジ領域」であるため、光のエネルギー値が違いますから、火傷リスク・痛みリスクがありません。火傷リスクがないので乾燥肌の方にも危険なく施術可能であり、施術時間も全身脱毛で25分、全身+VIO脱毛で30分・全身+VIO+顔脱毛が35分で終了できるため期間も早く脱毛をする事が可能であるといえます。
今回のまとめ
アトピー性皮膚炎の方は、剃毛という摩擦を加えることが症状を悪化させることにつながりますから、医師も適切な脱毛であれば剃毛しなければならないような部位は年齢に関わらず、なるべく早く脱毛してしまうことをオススメしています。ご心配な方は、かかりつけの医師に当店の脱毛方法をお伝えいただいた上でご相談いただくと安心かと思いますが、いままで多くのアトピー性皮膚炎のお客様が、かかりつけ医に当店での脱毛を検討していることを相談した結果、その方が剃毛よりも症状を緩和させるから良いと言われたという声をいただいております。少しでも快適な生活を送れるようお手伝いできましたら嬉しいです。
福井駅前にあるエステティックサロン
UNO>>>ichikara
高橋 元子