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COLUMN
お知らせ・コラム

2022.09.08
脱毛:医療脱毛について

医療脱毛が行うレーザー脱毛の患者選択について

医療脱毛クリニックの経営者のお話や、美容医療の現場改善を行うコンサルティングが出典する複数のレポートによると、美容医療の勃興と、脱毛市場の拡大はどうしてもリンクしているように感じられます。脱毛市場では1997年に日本初の脱毛器(マシーン)であるライトシェアが導入され、その2年後にあたる1999年にはレーザー脱毛器(マシーン)の主流ブランドであるキャンデラ社のGentleLASEが導入されました。キャンデラ社のGentleLASA PROは、2016年に国内初の脱毛レーザーで薬事承認を獲得することに至ります。2003年には大手脱毛チェーン「ミュゼプラチナム」が脱毛業界に進出し、脱毛文化の浸透に一役担うことになります。美容医療クリニックは、1980年前後から「切る時代から切らない時代へ」舵を直し美容皮膚医療が2000年前後に加速的に拡大しました。そのため美容医療そのものが他科からの参入増加を促進し、これが医療脱毛クリニックの増大に繋がったといわれています。つまり偶発的か、もしくは市場が招く自然現象としてなのか、美容分野と医療分野は双方がほぼ同じタイミングに脱毛文化の普及を行ったといっても過言ではないと私たちは思うのです。

【目次】
1.医療脱毛クリニックはレーザー脱毛をお断りする患者もいる
2.レーザー脱毛に過度な効果期待を抱く患者は通院を止められます
3.今回のまとめ

医療脱毛クリニックはレーザー脱毛をお断りする患者もいる

前述したように、脱毛はお客様からの強いニーズであると同時に、美容サロン・医療クリニック分野ともに協業的に継続拡大しているサービスであり文化なのです。しかしその過程においては、美容サロンだけでなく医療クリニックの分野でも様々な失敗やそれによりノウハウが構築されたといえます。医療脱毛クリニック経営者によると、その一つに患者の選択が挙げられるそうです。医療クリニックでは、レーザー脱毛が適切である患者かどうかをカウンセリングなどで見極め、これに該当しないケースはレーザー脱毛に通うことを止められてしまいます。

レーザー脱毛に過度な効果期待を抱く患者は通院を止められます

本コラムでも何度か述べていますように、レーザー脱毛の仕組みとはレーザー熱を使用することで、体毛の毛根一本一本に作用させる仕組みです。そのため刺さるような強い痛みと引き換えにしても、その効果表現や医療分野というイメージも相まって「完全永久脱毛が可能である」という認識をした患者が来院する場合、これはトラブルのもとになるためお断りされることが一般的であります。医療レーザー脱毛といっても効果に当然限界はありますし、NPL方式のように白髪に・休止期の体毛に対して効果性がでるわけではありません。

今回のまとめ

これは脱毛に限った話ではありませんが、おすすめ・口コミ・ランキング形式のポータルサイトだけの情報に依存し過ぎると、期待が過度に大きく適正な結果であっても批判的な感情や姿勢を保つことになってしまうため、体毛が抜けるまで通い続けるという基本的なモチベーションの低下を招いてしまったり、それだけに留まらずそのような態度がスタッフの不満を招き来店することすら許されない状況になってしまうことも、これは大げさではなく医療脱毛クリニックでは至極当たり前のことなのです。体毛が抜ける仕組みやその特徴を事前にインプットすることは、このような事態を避けることにおいても有効的だといえるのです。