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COLUMN
お知らせ・コラム

2022.09.12
脱毛:医療脱毛について

レーザー脱毛の患者選択は、肌や体毛の性質によっても行われます

美容サロンにも同様のことがいえるのですが、医療クリニックのレーザー脱毛においては、患者対象にならない顧客に対しては厳粛に脱毛施術を断られているということを、前回のコラムではお伝えいたしました。それは経営としては当然の選択であり、正しいリスクマネジメントといえるでしょう。患者対象から外される顧客とは、「レーザー脱毛」「医療」というキーワードに過大な期待を抱えるお客様が、カウンセリングを通じてこれを排除できない場合はレーザー脱毛施術をお断りされることが一般的です。前回のコラムでも触れましたように、レーザー脱毛は「完全永久脱毛を誰にでも実現できる」と、間違った知識のインプットを行っている人にありがちな勘違いであります。レーザー脱毛の仕組みとは、脱毛箇所の肌深部の黒メラニンに、レーザー熱を使用することで、体毛の毛根一本一本に脱毛作用させる仕組みです。例えば当店が導入しているNPL方式の脱毛のように、白髪に・休止期の体毛に対して効果性はでないわけで、これに対して「医療脱毛って完璧に体毛除去できるんじゃないの?」という期待を背負ったお客様とは、これはトラブルが起こる原因になることは自然であるのです。

【目次】
1.肌・体毛の色によって、レーザー脱毛をお断りされることもあります
2.肌がアトピー性皮膚炎・湿疹症状が出ている場合
3.今回のまとめ

肌・体毛の色によって、レーザー脱毛をお断りされることもあります

医療脱毛クリニックの経営者の話によりますと、肌・体毛の色によっても副作用のリスクや効果がでない(減らない・何度やっても生える)ことを想定しやすい場合、レーザー脱毛をお断りされるケースがあります。例えば肌の色分類でいうと、「Fitzpatrick skin type」という日焼けによる皮膚の色変化がType1〜Type6まで(数が大きくなる程濃い褐色に近づく)設定がされており、日本人でもType5以上の褐色肌である場合は、副作用(副反応)のリスクがかなり高まりますので、表皮メラニンへの反応が比較的少ないロングパルスNd:YAGレーザーや蓄熱式・または絶縁針脱毛を、クリニックでは選択されるようです。また体毛の色が白い(白髪)のケースでは、レーザー脱毛では効果がでない(減らない・何度やっても生える)ことが想定されるため、このケースにも絶縁針脱毛を選択されます。

肌がアトピー性皮膚炎・湿疹症状が出ている場合

患者の肌が、アトピー性皮膚炎・湿疹症状が出ている場合医療脱毛クリニックでは、その症状の程度によって、レーザー脱毛の可否を検討します。それはなぜかというと、基本的にはレーザー照射を肌に行うことで、アトピー性皮膚炎が改善することがあるからです。湿疹やアトピー性皮膚炎の合併症状が肌にでている場合でも、レーザー脱毛は行われる場合が比較的多いです。しかしながら症状がかなり重篤な場合や色素沈着を発症しているなどの肌状態では、照射条件の細かな設定が必要されるということもありますので、医師や脱毛専門スタッフのしっかりとした診断・判断が必要となっているのです。

今回のまとめ

本コラムでは、レーザー脱毛に適さない例をいくつか挙げておりますが、これはほんの一部の例になります。妊婦や皮膚疾患・アートメイクなど、その他適応外の条件例も、今後のコラムでしっかりとお伝えしたいと考えています。