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2022.10.12
コラム

江戸時代はメンズも女性も全身脱毛が流行っていた!意外と古い脱毛の歴史26

江戸時代にはカミソリを使う文化が一気に広まっていきます。日常的に剃毛するようになるのです。身なりを整えることが庶民の間でも広まっていきました。世界の脱毛事情においてもそうですが、平和な時代が訪れると、オシャレや美容が一気に花開きます。ヨーロッパも戦乱の時代の中世にはストップしていた美容の歴史も、ルネサンスを機に再び花開きました。江戸時代は、260年も続く天下太平の世の中でした。メンズも女性も関係なく、脱毛が広まっていきます。今回も江戸時代の脱毛事情についてお話ししていきます。

【目次】
1.江戸のメンズは全身脱毛することが粋な男子の鉄則!
2.女性もメンズに負けず、脱毛が流行していた!
3.今回のまとめ

江戸のメンズは全身脱毛することが粋な男子の鉄則!

江戸中期ごとになると、男性に全身脱毛の文化が芽生えます。古代ローマのテルマエで行われていたように、ヒゲを含めた体毛全体が嫌われるようになり、銭湯で脱毛が行われるようになっていました。湯屋には「毛切石」というこぶし大の大きさの軽石が2個ずつ常備されていて、石で毛をすり合わせ削りとるようにして、すね毛やワキ毛などの体毛はもちろんのこと、VIOラインの除毛もしていたそうです。現代の日本でも少しずつメンズのVIO脱毛が浸透してきていますが、江戸時代のメンズたちはもうすでに始めていたというから驚きです。この、VIO脱毛(除毛)をする男性が多かった理由は、「ふんどし」があげられます。着物を捲し上げて、ふんどしを丸出しにして過ごすというスタイルが多かった男性は、生活の中で体毛が見えるということがかっこ悪く、「恥」であるということで、身だしなみとしてVIOの除毛をおこなっていたそうです。そんなことから、江戸時代の男性のお尻や足はツルツルでとても綺麗だったそうです。「軽石」というと私たちの認識からすれば、角質のケアに使うことが多いというイメージであり、現代でもお風呂場に置いてあったり、温泉や銭湯でも見かけたりしますが、まさか体毛の処理に使おうと考える人は、現代にはなかなかいないですよね。体毛以外だと、眉毛も「癘風眉(かったいまゆ)」と呼ばれる、仏様よりも細い眉が流行したため、カミソリや毛抜きで眉を整えていたそうです。江戸時代のトレンドは、体毛がないことだったのですね。江戸時代の男性は、こまめに全身の体毛のケアを欠かさずにおこなっていたようです。

女性もメンズに負けず、脱毛が流行していた!

メンズ脱毛が大流行していた江戸時代、男性は全身脱毛をして身だしなみを整えていましたが、女性はどうだったのでしょうか?もちろん、女性たちもメンズに負けずに脱毛に励んでいました。しかし、一般庶民の女性というわけでなく、江戸の吉原、京都の島原、大阪の新町で有名な遊郭に勤める、遊女たちの間で脱毛が流行していたそうです。この頃の遊郭の女性たちは、現代でいうインフルエンサーのようなもので、多くの人々が憧れる存在で、いつも彼女たちが流行の最先端にいました。そんな彼女たちの間でも、手足やデリケートゾーンを脱毛することが流行します。現代の日本では、VIO脱毛に通っている女性のうち、Vラインも全てなくすハイジニーナにする方が半分以上いる状態ですが、この頃の遊女たちは、全て抜くのではなく、あえて毛を少しだけ残していたそうです。江戸時代に描かれた風刺がには、遊女がVラインを整えている様子が描かれているものもあるのだとか!

今回のまとめ

江戸時代の人々は、メンズも女性も全身脱毛をしていたということで、美意識が高かったことがわかります。もしかすると、現代人よりも高かったのかもしれません。現代のムダ毛処理の方法は、カミソリや電気シェーバーで剃毛する、毛抜きで抜く、除毛クリームやワックスを使って除毛する、医療クリニックで医療脱毛をする、エステサロンで美容脱毛をする、などさまざまな方法がありますが、江戸時代と比べると圧倒的に手軽で、綺麗に除毛できるものが多いです。次回は、遊女たちの除毛方法や除毛後のアフターケアについてお話ししていこうと思います。

福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾