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2022.10.16
コラム

脱毛するなら見習うべき江戸の女性のスキンケア!意外と古い脱毛の歴史28

前回は江戸時代の遊廓の女性たちの脱毛方法とアフターケア方法についてお話ししました。江戸の遊廓の遊女たちは全身脱毛をしており、VIOももちろんお手入れをしていました。そんな彼女たちの脱毛方法は様々で、二枚貝で毛を挟んで抜いたり、毛切石という意志で毛を剃り切った後、線香で毛先を焼いて整えたり、当時の除毛クリームを使ったりと工夫をしていたようです。アフターケアにも相当こだわり、鶯のフンなどの高級化粧品を使用していたそうです。では、一般庶民の女性たちはどのようにして過ごしていたのでしょうか?実は庶民の女性も美容が大好きでした。今回は江戸の一般女性のお話しをしていきます。

【目次】
1.顔の白さは美の象徴!白さのために顔脱毛!
2.一般女性は脱毛してはいなかったが、スキンケアはバッチリ!
3.今回のまとめ

顔の白さは美の象徴!白さのために顔脱毛!

江戸時代に美人とされたのは、目が細く、顔は白く縦に長い、「うりざね顔」と呼ばれるものでした。さらに、平安時代からの引眉の名残からか、目と眉毛の間は広い方が美人とされていたそうです。そのため、目と眉が近い人は、下の方を剃り上げて整えていました。とにかく、少しでも顔を長く見せるために、前髪はアップにして産毛や生え際、襟足を剃っていたようです。現代は目と眉の間を狭くしたい!顔を小さく見せたい!という人が多い傾向なので、逆ですね!「色の白いは七難隠す」とも言われていたように、江戸時代には肌が白いことが美人の第一条件でした。白く透き通った顔色にするために、白粉化粧がよく使われていました。この白粉の化粧ノリを良くするために、顔や襟足の産毛を剃っていたのです。確かに、江戸時代の資料を見ると、うりざね顔で、肌が白く、目が細い女性が描かれていることが多い印象がありますね。この時代に描かれていた浮世絵にも、女性が顔の剃毛をしている様子が描かれたものが多くあるそうです。このように、お顔剃りというのが、江戸時代の女性の化粧前のケアとして日常化していたようです。

一般女性は脱毛してはいなかったが、スキンケアはバッチリ!

遊廓の女性に負けず、江戸の女性は美容やおしゃれが大好きでした。当時は女性の髪を結うためのプロも登場しており、髪型へのこだわりも強かったのだとか。白粉で顔を白くして、口や目元、目尻に赤い紅を塗って化粧をしていました。なんと、この時代にはすでにネイルが流行していました!現代のものとは違い、赤い紅をうっすらとつける程度が良いとされていたようですが、江戸時代の女性のオシャレセンサーはすでに指先まで目をつけていたなんて、おそるべしですね!そんなオシャレな江戸女性たち、彼女たちのスキンケアもまた素晴らしいものでした。彼女たちの洗顔の基本は「ぬか」でした。このぬかを袋に入れて、肌を磨いていたそうです。この当時、庶民たちも日常的に湯屋に通っていましたが、このぬか袋を持って通っていたようです。そして江戸時代にはすでに化粧水も大流行していました。野バラなどから露を抽出した「花の露」と白粉が剥げにくいとされた「江戸の水」という化粧水があったそうです。さらに、寝るときには米の研ぎ汁を顔に塗ってパックをして、朝起きたときに洗い流してケアしていたそうです。女性も男性同様、毎日お風呂に入っていたそうですが、髪を洗うのは月に2〜3回で、布海苔という海藻に、小麦粉を混ぜたものをシャンプーとして使って洗っていたそうです。そして、この頃の一般女性の多くはまだ体毛の処理はしておらず、自然のままにしていることが多かったそうです。

今回のまとめ

海外では、現在でもスキンケアに化粧水を使用するという概念がない国もあるらしく、クリームをお肌に塗ることで保湿としているそうで、現地に住む日本人からすると、海外の人は毛穴が目立つのだそうです。そう思うと日本人は昔からしっかりと水分を与えて肌の保湿をして、日々のケアを頑張っていたのだなと思います。脱毛をする際も、お肌の保湿は欠かせません!江戸女性は日常的に顔の剃毛をしていたようなので、しっかりと化粧水でケアすることは必須だったのでしょう。いつの時代でも綺麗になりたいという気持ちを変わらないのですね。

福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾