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COLUMN
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2022.11.11
脱毛:よくある質問より

脱毛したいけど、タトゥーも入れたいです。その後に脱毛できますか?

みなさんは、タトゥーの流行したきっかけをご存知ですか?1990年代、アメリカで有名なスポーツ選手がファッションの一部として体の一部にタトゥーを入れたことから、若者の間でタトゥーが流行り出しました。そこから海外にも流行は広まり、最近は日本でもファッションやおしゃれの一環としてタトゥーを入れている方が多くいらっしゃいますね。しかし、タトゥーが入っていることで、銭湯の出入りが禁止だったり、スポーツジムの利用ができなかったりと制限がかかってしまう施設もありますね。実は脱毛でも、タトゥーを入れている部位の施術はできないことになっているのです。それはなぜなのか、今回はタトゥーと脱毛についてお話ししていきます。

【目次】
1.タトゥーの仕組みって?
2.脱毛をするのに、タトゥーを入れていると断られる理由
3.今回のまとめ

タトゥーの仕組みって?

タトゥーがどういった仕組みで入っているかご存知でしょうか?肌に直接、絵や文字を彫るタトゥーというのは、半永久的に身体に残り続けます。肌というのは、主要な3つの層に分かれて形成されています。一番上には表皮があり、この表皮は外部にさらされています。その下には真皮があり、毛穴と汗腺がたくさんあります。そしてその下には脂肪と、結合層の皮下組織があります。タトゥーの針がインクを表皮に突き刺すと、インクは毛細管現象とにより、真皮へと吸収されます。(毛細管現象とは、細かい空間を、重力や上下左右に関係なく液体が浸透していく現象のこと。毛細管現象が生じる力を毛細管力という。身近な具体例で言うと、植物が根から水を吸い上げる現象や、タオルの端を濡らすと上の方まで吸い上がっていく現象などが挙げられる。)健康的な皮膚は約28日でターンオーバーをしています。表皮のうちの基底層という部分で日々新しい細胞が生まれ、少しずつ形を変えながら表面に押し上げられていき、最終的に古くなった細胞が垢として皮膚表面から剥がれ落ちているのです。そのようにターンオーバーをしていってもタトゥーが消えない理由としては、針で肌にインクを突き刺したときに肌の十分深いところまで到達するため、時間が経過してもインクが垢とともに剥がれてしまうということがないのです。

脱毛をするのに、タトゥーを入れていると断られる理由

脱毛サロンや医療脱毛のクリニックにいくと、「タトゥーをしている部分には脱毛施術ができません」と言われます。これにはいくつか理由があります。タトゥーをすると脱毛ができない理由①「火傷の危険性があるため」です。医療脱毛(レーザー脱毛)や、ほとんどの光脱毛は、肌のメラニン色素など、黒い色素に反応するレーザーや光を照射して毛根にダメージを与えるという方法で脱毛をしています。そのため、タトゥーが入っている部分にレーザーやライトを照射していくと、メラニン色素に反応するのと同様にレーザーやライトが反応してしまうため、タトゥー部分に熱が伝わってしまい、火傷の炎症が起きる可能性があるためです。タトゥーをすると脱毛できない理由②「タトゥーが変色する恐れがあるため」です。タトゥーのインクは、熱によって変色する可能性があったり、色が抜けてタトゥーが薄くなったりする可能性があるため、施術を避けるのです。

今回のまとめ

今回は、タトゥーを入れた場合の脱毛について、お話をしていきました。脱毛もタトゥーもしたいと考えている場合には、必ず先に脱毛を終えるようにすることをオススメします。ワキ脱毛だけをしたくて、腕や足にタトゥーが入っているといった場合なら問題ありませんが、ムダ毛が気になっている箇所にタトゥーを入れたい場合には、必ず事前に脱毛を終えてしまいましょう。また、もうすでにタトゥーが入ってしまっている場合は、タトゥー箇所を避けての脱毛になりますから、そちらはご了承ください。タトゥーをしている箇所の脱毛や除毛をしたい場合には、ニードル脱毛という選択肢にするか、脱毛ではありませんがブラジリアンワックスなどで除毛するという方法になります。おしゃれを楽しむことはとても素敵なことですが、メリットもデメリットも発生する可能性があり、判断を間違うと取り返しがつかなくなるということもありますので、十分に考えてから決める必要がありますね。

福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾