脱毛に通うなら、少しでも早く効果を実感したい！というのは、皆さんが思うことだと思います。脱毛の効果実感というのは、個人差があったり、部位差もあったりします。手足は比較的早く効果を実感する方が多いですが、中にはなかなか減りづらいという方もいらっしゃいます。元々の体毛の濃さだったり、毛周期の関係だったりというのも原因とされますが、減りづらい方には共通する特徴があります。その特徴がある方は減りづらいことを認識していましたが、私たちが実際に多くのお客様の脱毛の施術をしてきて、実感したことをお話ししていこうと思います。
【目次】
1.脱毛に通っていても、毛が減りづらいタイプの方の特徴と減りづらい原因
2.脱毛効果が上がるアフターケア方法
3.今回のまとめ
脱毛に通っていても、毛が減りづらいタイプの方の特徴と減りづらい原因
脱毛に通っていても、体毛が減りづらい方の特徴というのは、体毛の濃さだけではありません。「肌が乾燥している方」というのは、減りづらい方が多いです。なぜ肌が乾燥していることが脱毛の効果が出づらいことと関係するのでしょうか？まず１つ目は医療脱毛やIPL脱毛やSHR脱毛などの従来の光脱毛の場合に「照射の出力を弱めること」で脱毛効果が落ちるということがあり得ます。元々乾燥している肌というのは外部刺激に弱く、痛みを強く感じやすい傾向にあるため、その場合照射出力を弱めることがあります。そうすると、その分効果が落ちるので、同じ回数脱毛に行っていても、減りづらくなるということにつながります。２つ目の要因としては、「乾燥で肌が硬くなることで毛が抜けづらくなる」ということです。肌が乾燥すると表皮が硬くなります。乾燥して固い地面に生えている草を抜こうと思うとかなり力が必要で、うまく根っこから引き抜くことができませんが、湿った柔らかい地面の場合には、スポスポと草が抜けますよね。あの状態と同じで、肌が乾燥して硬くなっていると、毛が抜けづらくなるのです。また、肌が乾燥して表皮の角質層が厚くなっていると、ムダ毛が皮膚のしたに埋まる「埋もれ毛」が増えてしまうことにもつながります。埋もれ毛は表皮に出てくるのにかなり時間がかかりますし、レーザー脱毛や、IPL脱毛、SHR脱毛では対応することができません。３つ目の要因としては、「脱毛のレーザーや光が届きにくくなる」ことが挙げられます。肌が乾燥していることで、レーザーや光を照射しても、光が伝わりにくくなり、効果が落ちてしまいます。このように、肌の乾燥は脱毛にとって大敵となるのです。
脱毛効果が上がるアフターケア方法
医療脱毛のレーザー脱毛や、IPL脱毛やSHR脱毛などの光脱毛では、毛の黒色であるメラニン色素に反応するレーザーや光を照射しています。その時に発生した熱によって、肌が乾燥しやすくなるのです。そのため、脱毛をした後は、通常よりも肌内部が敏感な状態になっており、乾燥しやすくなっています。脱毛をする前から乾燥肌気味の方は尚更注意が必要です。そこで、しっかりとしたケアを行うことが重要になってきます。皆さん意外ときちんとしたケア方法を知らず、保湿をした気になっている方が多くいらっしゃいます。今回は、しっかりとした保湿方法をご紹介しますので、難しいことではありませんので日頃から是非実践してみてください。①保湿に使うのは「化粧水」「美容液」「ローション」のいずれかをメインに使う。保湿をする際、特に体の場合、多くの方が「ボディミルク」「ヴボディクリーム」などのオイルが多く含まれた製品を使っているという場合が多いです。しかし、それらの製品は、保湿には水分が足りません。保湿というのは、「肌に水分を与えること」です。まずは十分に肌に水分を与えることが大切なので、化粧水をたっぷりと使って保湿している方の方が、肌の潤いを保てています。クリームやミルクのみで保湿している方は、塗った時には保湿されているように思っているかもしれませんが、時間が経つと乾燥していることが多いのです。また、オイルは酸化しやすいので、そちらも肌に良くありません。お肌にはたっぷり水分を与えましょう。②お風呂上がりの10分以内に保湿をすること。全身の保湿をするタイミングというのは、多くの場合はお風呂上がりでしょう。お風呂上がりというのは、毛穴が開き、一番体の水分が蒸発しやすいタイミングです。そこでそのまま時間が経過してしまったり、保湿をせずに放っておいたりすると、一気に乾燥が進みます。なるべく早いタイミングで保湿をするように心がけましょう。背中などの手が届きにくい部分は、スプレータイプのボトルに化粧水を入れたりして振りかけるようにするなど工夫をすると良いですよ。③水分補給をこまめにしましょう。保湿というのは、肌の表面からのみするものではありません。人間の体の70％は水分でできています。ということは当然、体内の水分が少ないこと＝乾燥を招きます。普段からこまめに水分補給をする癖をつけましょう。水分補給のタイミングとして、「朝起きた時」「トイレに行った後」「お風呂の前」「お風呂の後」「寝る前」というのは特に良いとされています。１回の量は200mlほどで大丈夫ですので、あまり水分を摂らないという方は、意識して実践されてみてはいかがでしょうか？本来、人が１日に水を摂取する量というのは、体格や体重によって変わってくるのですが、１日の中で、2リットルほどは飲めるようになると良いです。乾燥を防ぐだけでなく、身体の老廃物の排出もうながすことができます。少し話は変わりますが、ダイエットのためにたくさん運動をして汗をかくのを第一として考えている方が多くいますが、汗をかいたとしても、老廃物を排出できる量というのはごくわずかなものです。一番体の老廃物を排出するのは、尿と大便です。そのため、食事を見直し、水分をしっかりと摂ってあげることがとても大切になります。もちろん運動をして汗をかくことや筋肉を動かすことも基礎代謝を上げるために大切なことですので、無理をせずにバランスよく取り入れていくと良いでしょう。④UV対策をすること。日焼けをすると、乾燥はさらに加速します。紫外線というのは、福井県でも意外と３月ごろから強くなり、10月ぐらいまではある程度の数値が観測されます。日頃から日焼け止めを塗るなどの対策をして、UVケアをしましょう。⑤肌への摩擦を減らす。お風呂で体を洗う時、洗顔をするとき、ゴシゴシと洗ってしまっている方はいませんか？ゴシゴシしないと洗った気にならない！とおっしゃる方もいますが、肌は思っているよりもデリケートなものです。洗すぎで必要な角質まで落としてしまっている可能性があります。少しの刺激で、表皮の角質は落ちていきますので、ボディスポンジなどもナイロン性ではなくタオル地のもので優しく洗ったり、手で洗ったりするのも良いと思います。洗顔をするときは、たっぷり泡立ててほぼ泡を乗せるだけで十分です。メイク落としのジェルなども、触れるか触れないかぐらいの力で手の温度で馴染ませるぐらいにしましょう。お肌は優しく扱ってあげることで、肌の乾燥を防ぐことにつながります。
今回のまとめ
乾燥を防ぐことで、脱毛効果を上げることはもちろんですが、肌トラブルを避けるためにも、普段から肌の保湿をしていくことは大切です。肌の乾燥はすべての肌トラブルの元になるといっても過言ではないものですので、顔だけでなく、全身の保湿を日頃から心がけるようにしましょう。UNO>>>ichikaraにご来店くださっている男性のお客様に、足の毛が減りづらいという方がいらっしゃったので、「ぜひ乾燥対策をしてください」と対策の仕方をお伝えしたところ、その次にご来店いただいた時に、一気に毛量が減っていました。乾燥対策をして、お肌が潤っている方は、比較的脱毛効果が高いです。是非、乾燥対策をして見てくださいね！
福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾
