令和に入り、少しずつ人気が上がっていたメンズ脱毛がさらに幅広くなっていっています。メンズクリアさんやメンズBBさんなど、メンズ脱毛専門店もメディアやCMでよく見かけますし、TVでも芸人さんが脱毛をし始めた話を聞いたり、脱毛体験をしたりしているバラエティなども見かけます。YouTubeでも、YouTuberさんが脱毛体験に行く動画をよく見かけますし、芸能人や著名人、有名人の方が脱毛しに行く動画なんかもありますね。このようにして、最近広告やCMで見ない日は無くなってきたメンズ脱毛。実は、近年になって流行ったわけではないんです!
【目次】
1.脱毛といえばメンズが中心だった?!江戸時代の脱毛事情
2.江戸時代のメンズは全身脱毛することが当たり前だった?!
3.ビキニラインを脱毛するのになぜわざわざ毛切石だったのか?
4.今回のまとめ
脱毛といえばメンズが中心だった?!江戸時代の脱毛事情
どうしても、脱毛というと女性が中心のイメージがあり、メンズの皆さんの中にはまだまだ敷居が高い・・・と思っている方も多いと思います。しかし、近年になって、ヒゲ脱毛だけでなく、VIO脱毛や全身脱毛をする男性が増えてきました。令和になって流行として脱毛が流行り出した・・・かのように思いますが、実はもっともっと昔、メンズ脱毛が大流行していた時代があったのです。むしろ、メンズが中心となって脱毛をしていた時代、それは「江戸時代」です。江戸時代になぜメンズ脱毛が流行っていたのでしょうか?その理由の1つとして、「毛の処理道具としてカミソリが一般化した」ことが挙げられます。江戸時代に入ると、への字型をした日本刀の技術が生かされた片刃のカミソリが、毛の処理道具として一般化しました。各地で、カミソリをはじめとして包丁やノコギリ、ハサミや農機具といった刃物の生産地として栄える地域も出てきたほどです。毛抜きも、この刃物産業の発展にともない、現在使われているものとほぼ同型の物が生産されて使われるようになっていきました。また、「元服(げんぷく)」という公家や武家などの上流階級の人々が成人であることを示すために行われていた儀式が庶民に広まったことも脱毛が広まるきっかけになったようです。元服の際に男性の間で行われていたのが「月代(さかやき)」と呼ばれる頭頂部を剃る時代劇でよく見るあのスタイルに髪を剃ることでした。見た目で成人しているかどうかをすぐに判断するためのものだったのですね。このようにして、カミソリを使う文化が一般化していったことで、日常的に剃毛をしていくようになりました。
江戸時代のメンズは全身脱毛することが当たり前だった?!
江戸時代も中期ごろになると、メンズの中で全身脱毛をする文化が芽生えていきます。令和時代の現代のメンズの感覚と似ていて、ヒゲやすね毛などの体毛全体が嫌われるようになっていったのです。江戸時代には、銭湯が庶民の間でも流行るようになっていました。そのため、銭湯では多くのメンズたちが自身で体毛の自己処理をしていたそうです。カミソリが日常的に使われるようにはなっていましたが、銭湯での体毛の処理は、カミソリではなく、「毛切石」というこぶし大の大きさの軽石を使っての処理が主流でした。湯屋に行くと、毛切石が2個ずつ常備されていたそうです。この毛切石の使用方法ですが、石で毛をすり合わせて、削り取るようにして、すね毛、ワキ毛などの体毛はもちろんのこと、なんとVIOラインの除毛もしていたそうです。現代でもVIO脱毛が徐々に男性の間でも浸透していますし、「介護脱毛」という言葉も出てきていますが、江戸時代の男性たちはすでにVIOの自己処理を始めていたというのには驚きますね。これはふと私が思った感想なのですが、軽石を使って擦り切っていく・・・というのはなかなか大変そうな作業ですが、部位によってはとっても大変だったのではないでしょうか。腕やワキの毛を処理したいと思っても、片手しか使えませんし、VIOの毛は強くて太い毛も多く、毛量も多く、さらには自分からはあまり見えません。江戸時代の男性たちはそんな苦労をしてでも、体毛を除去したかったのですね。なぜそうまでして体毛を嫌がったのかというと、江戸時代の男性の服装に関係しています。江戸時代の一般庶民の男性は着物の裾を捲し上げてふんどし姿で過ごすことが多かったそう。そうしてふんどし姿で生活している中で、体毛が見えてしまうということがカッコ悪く、「恥」だと思っていたそうです。そのため、身だしなみとしてVIOラインのムダ毛を除毛していたので、江戸時代の男性のお尻や足はツルツルでとても綺麗だったそうですよ!体の脱毛以外にも、眉毛の処理もしていたようです。江戸時代は、とても細い眉が流行していたようで、カミソリや毛抜きで眉を整えていました。確かに教科書などで見た浮世絵などの人物画は細い眉毛をしていましたね。江戸時代のトレンドというのは、とにかく体毛がないことだったのです。
ビキニラインを脱毛するのになぜわざわざ毛切石だったのか?
江戸時代の男性たちがとても大事にしていたのは「粋」であること。江戸時代の男性たちの下着はふんどしであったため、そのふんどしの両側から毛がはみ出していることは「粋」ではないと、こぞって脱毛をしていました。現代の日本人はどうしても人から見える部分を先に脱毛していきますが、江戸時代のメンズたちは人から「見えない部分」にどれだけ気を遣えるのかというところが「粋」のポイントだったようです。江戸時代の男性はモテ意識も強かったのかもしれません。そんな江戸っ子メンズたちは、銭湯で毛切石や二枚貝などを使用して除毛をしていたわけなのですが、カミソリやハサミもすでに一般的に普及していた江戸時代に、なぜわざわざ大変そうな毛切石や二枚貝を使っていたのでしょうか?そこには、江戸っ子メンズのモテたい意識が関係していたようです。というのも、カミソリやハサミで処理をした毛というのは、先端が尖って肌触りがチクチクしてしまいます。それでは遊郭に遊びにいった時に遊女に嫌われてしまうとの思いから、必死に毛切石で毛をすりつぶしたり、二枚貝で抜いたりと地道な作業を繰り返し頑張っていたようです。モテたいという思いは、どの時代でも人を突き動かす物なのですね(笑)そんな江戸っ子メンズたちの憧れの的である遊女たちも、もちろん全身脱毛をしていました。ビキニラインの処理方法は、メンズたちとさほど変わらず毛切石を使用したり二枚貝を使用したりしていたとのことですが、おそらく遊女たちの方が先に始めていたのでしょう。江戸時代の遊女といえば、流行の最先端であり、トレンドを生む存在です。今でいう、インフルエンサー的存在ですね。彼女たちは、毛切石を使った方法だけでなく、そこからさらに毛の先端を線香で焼いて丸めるなどして、工夫をして、少しでも綺麗にと勤めていたようです。独自の化粧水などを使用したアフターケアも入念に行なっていたようですよ。
今回のまとめ
欧米諸国では、胸毛や腕の毛などの脱毛はしないけれど、VIO脱毛は相手へのエチケットとして行うという方が圧倒的に多いそうです。江戸時代の男性は、もしかすると現代の男性よりも身だしなみへの意識が高かったのかもしれませんね。流行は巡ってくると言いますが、江戸時代に流行っていたメンズの全身脱毛が、何百年も経った令和の現代になって流行していると思うとすごいことですよね。江戸時代の男性の体毛の自己処理はなかなか大変そうですが、現代には、もっと楽に脱毛していける技術があります。UNO >>>ichikaraのNPL脱毛であれば、痛みもなく、火傷リスクもなく、安全に脱毛していくことが可能です!痛いのが嫌だ!!という男性の皆様、ヒゲ脱毛やVIO脱毛も痛みなくできるNPL脱毛をぜひ体感してみてはいかがでしょうか?
福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾