UNO>>>ichikaraの脱毛は、従来式の脱毛ではなく、NPL方式の脱毛を行っております。NPL方式の脱毛とは、毛の黒色であるメラニン色素に照射する従来式の脱毛ではありません。毛の種である「バルジ領域」に照射することで最短時間・最大効果の脱毛を実現しているのです。この「バルジ領域」とは一体何なのでしょうか?今回のコラムでは、このバルジ領域の正体にせまることで、NPL方式の脱毛を当店が採用した理由をお伝えします。
【目次】
1.脱毛を受ける前に知っておくこと。バルジ領域について
2.脱毛を受ける前に知っておくこと。バルジ領域の幹細胞について
3.脱毛を受ける前に知っておくこと。あるマウス実験について
4.今回のまとめ
脱毛を受ける前に知っておくこと。バルジ領域について
バルジ領域とは、毛包上部の毛隆起にある毛包幹細胞が存在する領域のことです。脱毛症治療の研究の一環として、2000年に毛包幹細胞とバルジ領域が発見されると、これが毛の生産・形状に重要な役割をしていることが次々と解明されました。バルジ領域から生産される発毛因子は、やがて毛母細胞となりそして毛母細胞は分裂を繰り返すことで、毛は生成へと促されます。
つまりバルジ領域は、毛が産性するスタート地点なのです。
脱毛を受ける前に知っておくこと。バルジ領域の幹細胞について
そもそもバルジ領域には、毛包幹細胞だけでなく例えば色素幹細胞なども存在します。それでは幹細胞とは、一体何なのでしょうか?幹細胞とは、未分化な状態でさらに自らを作り出す「自己複製能」と、分化した細胞を作り出す「分化能」を併せ持つ細胞です。役割として組織の新陳代謝つまり、細胞の入れ替わりの維持を行うだけでなく、恒常性まで維持しています。近年話題になっている新型万能細胞(IPS細胞)も、試験管内で同様に自己複製機能を持つ人工の幹細胞です。毛に関わらず多くの組織臓器には、この幹細胞を頂点とする階層構造が構築されています。バルジ領域にある色素幹細胞は、毛に色を付ける色素細胞の上流にあたる細胞です。幹細胞はそれぞれの上流細胞なので、どこの場所にでも存在できるわけではありません。ニッチといわれる最適な微小環境が整った生態的適所でしかその存在を維持することはできないのです。
脱毛を受ける前に知っておくこと。あるマウス実験について
色素幹細胞については、あるマウス実験が行われています。この実験によると、放射線などのゲノムストレスや、加齢によるDNA損傷で、色素幹細胞が自己複製せずに分化してしまうことがわかりました。ニッチ、つまりバルジ領域から色素幹細胞が枯渇してしまったために、白髪になってしまったのです。
今回のまとめ
今回のコラムでは、バルジ領域とバルジ領域に存在する幹細胞についてお伝えさせていただきました。目に見える毛というものは、とても軟弱な器官のように思えます。しかし毛は、皮膚の内部でしっかりと構造していて、そして常に生産され続けるように、体にはいくかのシステムが存在するのです。
脱毛を完了するということは、このシステムや構造から脱する必要があるのです。システムには必ず起動場所、つまりスタート地点があります。このスタート地点から対策を講じていかないと、脱毛は、不要な時間やお金がかかってしまいます。そしてそれだけではありません。不要に強いエネルギーを皮膚内部に照射することで、これを解決しようと試みますから、強い痛み・火傷リスクを抱えるわけです。
最短時間で最大効果・安全な脱毛を行うなら、やはりNPL方式の脱毛がお薦めなのです。
高橋 元子(TAKAHASHI MOTOKO)
生年月日 1974年6月18日
出身地 福井県大野市
≪資格・免許≫
美容師
管理美容師
厚生労働大臣認定 上級着付師
ゴールドランジェリーアドバイザー
≪略歴≫
1990年 セツコ美容室入社
1992年 美容師としてスタイリストデビュー
1994年 「美容室ボリス・ビアン」を夫婦でOPEN
1997年~2001年 3人の息子を出産
2002年 ブライダル専門店「アトリエ」OPEN
2004年 パリコレクションにヘアスタイリストとして参加
2010年 トータルビューティーサロン「プリンシェ」プロデュ-ス
2014年 ランジェリーアドバイザーとして全国で講師活動開始
2019年 「美容室ボリスビアン」を退社後
エステティックサロン「UNO>>>ichikara」OPEN
現在49歳「人間を美しく」を企業理念に
NPL方式脱毛・肌再生セレブリボーン・発毛ヘアリボーン・豊胸タニマックス等、福井県でココだけの最新機械を導入したユニセックスのエステティックサロンを運営
美容師から始まり、全てをプロデュースできる美容家として全国につながる人脈を駆使して最新の情報を福井に発信し続けている。