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COLUMN
お知らせ・コラム

2022.02.20
フェイシャル:フォトNPLフェイシャルについて

角質層の正常な角化現象を支える、表皮の構造について

前回のコラムでは、フェイシャルエステに通い正常なターンオーバー周期をつくることの重要性をお伝えいたしました。正常なターンオーバー周期は、正常な角化作用を生み出し、それが結果として肌表面の潤いを(保湿)自らの細胞で維持することができるのです。理想のターンオーバー周期とは、(諸説あり)約45日といわれていますが、年齢を重ねると50日・60日と伸びていきます。当店のフェイシャルメニューでは、セレブリボーンというプロフェッショナル美容機械(マシーン)を使い、ヒト幹細胞培養液・プロテオグリカン・高濃度ビタミンCを、肌の隅々まで導入していき、毛穴改善・しわ改善・リフトアップ・小顔・美白効果の感動を最短時間で得ることができます。しかし私たちは、対処的なフェイシャルエステメニューを行いません。継続的にお肌の結果が積み上がるフェイシャル施術を心がけており、そのために使用するクレンジング・洗顔・ローション・美容液・クリーム・美容機械(マシーン)などは、乱れがちなターンオーバーを整えられる製品を選定しております。
今回のコラムでは、ターンオーバー周期の一部である角化作用の関連組織についてお伝えいたします。

【目次】
1.正常なターンオーバーの関連肌組織。ケラチン・角質細胞間脂質
2.ピーリングや、アトピー肌について
3.今回のまとめ

正常なターンオーバーの関連肌組織。ケラチン・角質細胞間脂質

肌が正常なターンオーバー周期で生育する上で、角化作用が安定的なリズムで起きることはとても重要なことですが、角化作用はもちろん角化細胞自らが起こすアクションです。そして角化細胞には、細胞骨格が存在し、これを「ケラチン」といいます。ケラチンは中性〜塩基性のタイプが存在し、層の段階に応じてその性質を変化させています。ケラチン繊維は角化によりフィラグリンという物質に分解されて、角質上層部分でフィラグリンは、アミノ酸(など)に分解されます。アミノ酸(など)は、保水機能や紫外線吸収機能を保有しているので、「天然保湿因子」(natural moisturizing factor)と総称されています。
また角化を正常化させ、肌(皮膚)の保湿にも重要な役割を果たしているのは、「角質細胞間脂質」も同様です。角質層に存在する主な脂質は、セラミド(約50%)・コレステロール(約30%)・遊離脂肪酸・硫酸コレステロールといった種類があります。特に硫酸コレステロールにおいては、カルシウムイオンを介して角質細胞の層構造を接着し安定化させています。肌細胞の一つひとつは、ターンオーバー周期の理想を求めて日々活動しているのです。

ピーリングや、アトピー肌について

例えば近年のエステティック・医療・コスメなどのスキンケアでは、ビタミンAによるピーリング作用が推奨されており、確かに肌にツヤがでたり、毛穴が引き締まったりというお声も多いです。これはビタミンAの作用であり、ビタミンAは硫酸コレステロールを減少させることにより、角質層の脱落を促進します。角化作用はあくまで正常に機能させないといけません。過剰なピーリングは、硫酸コレステロールを急減させて「正常な角化」の妨げにはならないよう、プロのアドバイスを用いながら慎重に行うべきスキンケアなのです。
アトピー性皮膚炎は、角質層のセラミド含有量に異常(極端に低い)がある状態です。ある医療関係のデータでは、アトピー性皮膚炎患者の約5割にフィラグリン遺伝子の変異が存在するとされており、バリア・保湿機能の著しい低下が起きているといわれています。

今回のまとめ

UNO>>>ichikaraのアンチエイジングフェイシャルメニューでは、「肌年齢の若返り」が最大の提供価値になります。しかしながらその価値を生み出すためには、肌のターンオーバーが土台となります。正常なターンオーバー周期を実現するフェイシャル施術やホームケアカウンセリングは、当店には欠かすことのできないサービスなのです。