
脱毛をしたい方、特に女性の中でムダ毛が気になっているという部位の上位に挙がってくるのが「ワキ」だと思います。昔の日本人は主に着物を着て、肌の露出をすることが少なかったですが、西洋からの文化が入ってきて、和服から洋服を着る機会が増えていったことで、肌の露出をすることが多くなりました。夏場など暑い時期になってくると、半袖やタンクトップ、キャミソールなどを着てファッションを楽しんだり、海やプールへ行くために、水着を着る機会が多い方もいるでしょう。そうした文化の変化の中で、ワキを露出することが増え、ワキ毛が生えていることで「見た目としてみっともない」「不潔に見える」などのイメージを抱いている方も多いので、早い方だと小学生ぐらいで二次性徴が始まったことによって脇毛が生え始めた頃から脇毛を気にしていたという場合もあるようです。脇毛が気になるという方の中で理由が「見た目」という場合は多いのですが、オープンには言いづらいけれど、ワキ脱毛を考える方の中には、ワキのにおいや汗、ワキガが気になっているため、解決方法としてワキ脱毛を考える方もいらっしゃるようです。ワキ脱毛で気になる悩みを解決したい!と思い、ワキ脱毛について調べていると、ワキ脱毛をすることで、「ワキ汗がひどくなる」「ワキのにおいがひどくなる」など、デメリットがあるという噂を耳にすることがあるそう。今回は実際のところ、ワキ脱毛をすることでそのようなデメリットが出てくるのかどうかというお話をさせて頂けたらと思います。
【目次】
1.ワキ脱毛すると、汗の量やにおいがひどくなるって本当?
2.ワキ脱毛をすることで、ワキガは解消されるのか
3.今回のまとめ
ワキ脱毛すると、汗の量やにおいがひどくなるって本当?

結論から言うと、ワキ脱毛をしたからワキ汗の量が増えたり、においがひどくなったりすることはありません。ワキ毛にはワキ汗をスポンジのように吸収する作用があり、ワキ脱毛をして、ワキ毛が無くなることで、ワキ汗が増えたように感じるだけであり、汗腺を増やすわけではないので、汗の量に変化はありません。今まではワキ毛に付くことで肌に直接触れていなかった汗が、直接肌に流れるようになるため、増えて感じるということですね。そして、においがひどくなるということはなく、むしろワキ脱毛をしておらず、毛が多く生えている方が、においが出やすいです。そもそも汗自体は無臭であり、すぐに拭き取ればにおいはほとんど気になりません。汗をかいた後に放置することで、皮脂汚れなどと混ざり合い、細菌に分解されてにおいが出ます。ワキは元々腕や脚に比べると汗腺が多く、ムレやすい部位であり、ムダ毛があることで、雑菌が増えるために必要なエサも豊富になり、雑菌が繁殖しやすくなるので、においの原因となる雑菌の温床となるのです。前回のコラムでもワキ毛の自己処理はオススメできないことをお伝えしたのですが、毛抜きや剃刀でワキのムダ毛をお手入れすることで、アポクリン腺が必要以上に刺激されて、汗の量が増えることはあります。特に毛抜きで毛を抜くということは、アポクリン腺への刺激はもちろん、毛穴を広げることになるため、肌へのダメージも大きく、広がった毛穴に汚れが溜まりやすくなり、更に不衛生な状態になります。ワキ脱毛をすることで自己処理をすることを無くしていけば、アポクリン腺への刺激が減るので、においの軽減につなげることもできます。ワキがブツブツしていることで悩んでいる方もいませんか?あのブツブツというのは、毛穴に皮脂や汚れが溜まっていることが原因となっています。アポクリン腺からの汗が減ることで、毛穴の皮脂などの汚れはつまりにくくなります。また、においが気になる人は、自然と制汗スプレーをよく使用することがあると思いますが、この制汗スプレーに含まれている成分も毛穴をつまらせる原因となっているものがあります。ワキ脱毛をすることで、においを軽減させることができれば、制汗スプレーの消費量も減り、ワキのブツブツを改善していくことにつながります。ちなみに制汗スプレーですが、使用しすぎることで、皮膚の常在菌を殺しすぎてしまうため、肌荒れの原因となることもあります。
ワキ脱毛をすることで、ワキガは解消されるのか

ワキ脱毛が、ワキガの治療に効果があるのかどうかということは、症状の重さなどもそれぞれであるため、個人差があるとしか言えません。ワキガは医学的には「腋臭症」と言われており、生まれ持った体質が原因で、においにも個人差があります。よく言われるにおいの特徴としては、「鉛筆の芯に似たにおい」や「スパイスや香辛料(クミン)に似たにおい」や「玉ねぎのツンとした刺激臭」や「使い古された雑巾のようなにおい」など、様々です。日本人のワキガ率というのは、諸外国と比べて低く、人口に対し約10%と言われており、10人に1人の割合とされています。白人は80%、黒人にいたってはほぼ100%と言われているので、日本人の場合はワキガの方は目立ってしまうということですね。人体には、2種類の汗腺が存在しており、1つが「エクリン腺」、もう1つが「アポクリン腺」と言い、後者のアポクリン腺のみがワキガの発生に影響があるとされています。汗自体にはにおいはなく、エクリン腺とアポクリン腺の違いというのは、ワキガの原因であるエサとなる成分があるか否かというところです。エクリン腺は全身にある汗腺であり、温熱刺激や精神的緊張などにより発汗します。運動時や暑いときにかくサラサラとした汗はエクリン腺から出ているものです。アポクリン腺から出る汗は、思春期になると性ホルモンの影響で分泌が増えます。腋窩(ワキ下のくぼみ)や外陰部に分布しており、普段のかく汗と違い白っぽく粘り気があることが特徴です。アポクリン腺から出る汗に含まれる成分により、雑菌が繁殖し、それがワキガ臭の原因となるのです。ワキガの手術は、アポクリン腺を切除することで臭いの元を断ちます。脱毛することでアポクリン腺の切除ができるわけではないので、直接完治させることはできませんが、毛量が多いことでにおいの原因の雑菌の繁殖を促進させてしまいますし、毛穴を通じて汗が出てくるので、毛の量が多く毛により押し広げられている毛穴が多いことで、においの症状が重くなっているケースもありますので、ワキ脱毛をして毛をなくしていくことで、においの軽減につなげることはできます。
今回のまとめ
今回は見た目以外のワキ脱毛のメリットについて話をさせていただきました。ワキは普段人から見える部位ではないものの、見た目やにおいなど意外と悩みが多い部位でもあります。ワキ脱毛をすることで、見た目の悩みはほとんど解消していくことができますし、においの悩みも軽減していくことが可能です。これから暑い時期になっていくと、服装も露出が多くなる為、更に気になると思います。UNO>>>ichikaraでは、両脇の初回体験を550円で行っております。痛みもなく、施術自体は1分ほどで終了するので、是非1度体験にいらしてください。また、無料カウンセリングも行っておりますので、ご不安な点や疑問についてしっかりと説明させていただきますので、お気軽にお問合せください!
福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾