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COLUMN
お知らせ・コラム

2022.05.17
脱毛:光脱毛について

IPL(光)式脱毛の起こりうる副作用とその原因や対策について

前回のコラムでは、比較的安全度が高いとされているIPL(光)式脱毛を扱う店舗であっても、カウンセリングや脱毛手技のしっかりした医療機関やエステティックサロンを選定する重要性についてお伝えいたしました。脱毛を行うスタッフの求人広告には「未経験でも簡単にできる」などと安易な内容が記述されていたりしますが、それは「安全に効果的に脱毛サービスを提供する」目的に対して事実とは異なります。IPL(光)脱毛器(マシーン)を扱う店舗からは、毎年施術トラブル報告書が行政機構に提出されており、年々その数は増加している傾向にあります。この代表的事例として、IPL(光)脱毛器の照射フィルターが脱毛部位(顔・わき・うなじ・腕・脚・背中・VIOなど)が、脱毛ジェルを媒介せずに間隙で照射することにより、熱傷(火傷)を誘引することになるのです。この現象は特に、脛部(脚脱毛で行うすねの部分)で発生することが多いとされており、そのため脱毛施術を行う技術者のリテラシーは、高いレベルで求められるべきだと私たちは考えています。

【目次】
1.レーザー脱毛とIPL(光)脱毛は、副作用の種類や発生率はほぼ同様
2.IPL(光)脱毛の深刻な副作用。多毛化・硬毛化について
3.今回のまとめ

レーザー脱毛とIPL(光)脱毛は、副作用の種類や発生率はほぼ同様

よく一般的に勘違いされがちなことなのですが、それはレーザー式の脱毛と、IPL(光)式の脱毛とでは、副作用の種類や深刻度・発生率などが大きく異なるのではないか?という勘違いです。結論からいうとレーザー式の脱毛、IPL(光)式の脱毛の副作用の種類や発生率はほぼ同様といえるでしょう。例えばレーザー式の脱毛、IPL(光)式の脱毛で比較的多いといわれている副作用は、毛包炎と熱傷です。そのなかでも毛包炎は、ステロイドを数日外用することが、回復への対策とされています。また熱傷の対策はあくまで回避するための予防であり、脱毛照射する際の、脱毛器(マシーン)の設定をきっちりと行うことだとされています。また毛包炎と熱傷以外にも、熱凝固や熱変性した毛に対するアレルギー様反応があるといわれています。この発生箇所は下腿に多いといわれており、対策としてステロイド外用と、抗アレルギー剤の内服が適した対策だともいわれています。

IPL(光)脱毛の深刻な副作用。多毛化・硬毛化について

脱毛の目的に相反する「多毛化」と「硬毛化」の副作用は、これは男性(メンズ)・女性に問わず深刻な問題です。特に女性の下顎などで産毛様の体毛が増加することは、よくある現象です。これは不十分な熱影響で発毛を促進するという報告や文献もあるのですが、多嚢胞性卵巣症候群などの疾患も考えられるという報告もありますので、事前の注意やカウンセリングが必要だといわれています。硬毛化は肩や上腕でみられやすいという報告も多数あるので、医療機関やエステティックサロンによっては、同部位の脱毛施術をお断りするということも少なくはないのです。

今回のまとめ

肌(皮膚)深部の毛根部を熱の力で強くアプローチする、レーザー脱毛方式やIPL(光)脱毛方式は、常に副作用のリスクを併せ持つ手法です。私たちがコラムでお伝えしている内容は、あくまで脱毛専門家の見解より学んだものであり、実際の脱毛店舗がどこまでの技術やカウンセリング・アフターケアを行っているのかは、正直ブラックボックスといってもいいでしょう。私たちは、多くの方々が安全で効果的な脱毛を行っていただき、美しくなることへの意欲や楽しさを共有できればと考えています。そしてそれを実現するためには、お客様が正しい脱毛知識を身につけていただくことが大切であり、私たちが最短時間で最大効果を安全に達成できるNPL方式の脱毛器(マシーン)を導入した目的もまた、そのヴィジョンを達成するためなのです。