最近では脱毛に時間がかからないのが当たり前になってきました。とはいっても、それは都会の話で福井県では、まだまだ時間がかかる脱毛器しか扱っていないサロンは多いです。また悪質なサロンでは本来時間をかけないと脱毛できない機械を使っているのに早く施術をして脱毛効果を落としているにも関わらず、消費者には早くできると謳っているサロンや、施術者自体が不勉強なために早く出来る機械があることを知らずに、それを否定しているサロンもあります。こうなってくると素人には、どうやって見分けて良いか分かりません。
早く施術できるとはどういうことなのかお伝えしたいと思います。
【目次】
1.医療脱毛や従来の脱毛はどれくらい時間がかかるのか
2.施術時間が早くできる脱毛方法は何か
3.脱毛時間が早すぎることで起きる弊害
4.今回のまとめ医療脱毛や従来の脱毛はどれくらい時間がかかるのか
まずは通常の脱毛方法である医療脱毛(レーザー脱毛・ニードル脱毛)ですが1本1本施術していくので、どうしても時間はかかります。やけどリスクを考慮しながら施術しますのでワキ脱毛をするだけで1時間程度かかります。次に従来の光脱毛であるIPL方式脱毛・SSC方式脱毛は医療脱毛とは異なり1〜10平方センチメートルを一度に施術していくので医療脱毛に比べると格段に早く施術できるようになりました。ワキであれば10分程度、全身脱毛(VIO脱毛と顔脱毛は除く全身の部位)するとしたら3時間から6時間くらいです。この3時間から6時間くらいという所要時間はIPL方式脱毛・SSC方式脱毛ではこれ以上短くすることはできません。なぜならばIPL方式脱毛・SSC方式脱毛では1回の施術と1回の施術の間に一定の時間をおかないと施術ができない仕組みに機械がなっているのですが(これは、この脱毛方法が火傷しやすい方法であるため、そのリスクを回避するためにそのように設定されています)その一定の時間を置きながら全身をしっかりと施術しようとすると最低限かかってしまう時間だからです。しかし気をつけていただきたいのがIPL方式脱毛・SSC方式脱毛なのに、上記の時間よりもかなり早く施術ができると謳っているサロンです。これは実際に施術されても一般の方は原理を解っていないと気がつかないのですが、基本的に脱毛を施術されると「ピッ」と音が鳴ります。この音が鳴った時が施術できている合図なのですが、この音が鳴っていないにも関わらず、脱毛器だけ肌を滑らせて動かしているサロンがあります。このサロンしか経験したことがないお客様はこんな感じかなぁとしか感じない可能性がありますが、当然ながらただ脱毛器を早く動かしているだけなので脱毛をしっかりとできていませんから、かなりの回数通っても効果実感が弱いです。IPL方式脱毛・SSC方式脱毛は全身脱毛するとしても3時間以上はかかる、そしてそれよりも早い時間でできると謳っているとしたら、正しい施術ができていないということは知っておいてください。
施術時間が早くできる脱毛方法は何か
では更に早い施術時間の脱毛器はというとSHR方式脱毛・THR方式脱毛、そしてUNO>>>ichikaraで導入しているNPL方式脱毛です。この脱毛方法は連射ができる脱毛器ですので実際に施術されるとわかるのですが「ピピピピピピピピ」と音が連射でなります。全身脱毛(VIO脱毛と顔脱毛は除く全身の部位)をするのにスタッフ1人で施術する場合、30分くらいで施術可能です。全身脱毛とVIO脱毛をするとしたら45分くらいかかります。この機械で施術する場合も、最低この所要時間はかかるということを知っておいてください。UNO>>>ichikaraでは全身脱毛、全身+VIO脱毛、全身+VIO+顔脱毛の場合は2人で施術していきますので、更に早く施術が可能です。
脱毛時間が早すぎることで起きる弊害
さてSHR方式脱毛・THR方式脱毛、そしてUNO>>>ichikaraで導入しているNPL方式脱毛はスタッフ1人で施術する場合、全身脱毛(VIO脱毛と顔脱毛は除く全身の部位)で30分くらいかかると先述しましたが、それより早く施術ができると謳っている、または実際にそれより早い時間で施術をしているサロンがあります。これは2つの可能性があります。1つ目の可能性は、そもそも雑に施術をして細かいところまで施術をしていない可能性です。雑に施術をしているのでムラムラにしか施術されず、あちこちに打ち漏れができます。2つ目の可能性は、熟練のスタッフがかなりのスピードで脱毛器を動かしているという可能性です。ここで問題なのは熟練のスタッフと書きましたが、熟練のスタッフが知識もあるとは限らないことです。熟練になってきたから早く施術できるのですが、実はしっかりとした知識があればこのように早く施術しすぎるということはありません。SHR方式脱毛・THR方式脱毛、そしてUNO>>>ichikaraで導入しているNPL方式脱毛器は高速で施術する場合、10Hzを使用することが多いのですが、10Hzと追うことは1秒間に10回施術できるということです。SHR方式脱毛・THR方式脱毛、そしてUNO>>>ichikaraで導入しているNPL方式脱毛の施術面積は通常2センチ×5センチの10平方センチメートルを施術するので脱毛器を動かす方向的に2センチ×10Hzで計算すると1秒間に20センチ程度の速さ以上で動かすと施術ムラができますから、この時間よりも早く施術をするというサロンは正しい施術がされていないということになります。
今回のまとめ
脱毛の施術スピードは早ければ早いほど良いような気がしますが、速すぎるということは脱毛効果が落ちる・施術ムラが出るというデメリットもあります。施術者に正しい知識があれば、こういったことはおこらないのですが、以前違うサロンに通っていたことがあるお客様からお伺いする話から推察するに、かなりのサロンが正しい知識を有してないと感じています。これからも正しい知識で「最短時間で最大効果」のコンセプトに則して施術をしていきたいと思います。
福井駅前にあるエステティックサロン
UNO>>>ichikara
高橋 元子