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COLUMN
お知らせ・コラム

2022.06.21
脱毛:医療脱毛について

レーザー脱毛治療における、皮膚疾患について

以前当店の脱毛メニューに通われる女性のお客様からこんな話を聞いたことがあります。「彼氏は私に脇の毛は生えないと思っている」というものです。一見恋人同士の他愛もないコミュニケーションに感じられるのですが、私たちはユニセックスの脱毛・エステサロンを運営する立場から、性差のある関係性が生み出す一つの不満に似た感情であると捉え、そして考えさせられました。確かに男性(メンズ)が当たり前に脱毛を受ける令和の時代になっても尚、このように思っておられる男性は少なくはないように思います。裏返せば、男性の胸毛が濃い・指毛が濃いということに対して、特殊な生理現象であるのではないかと考える女性も多いのではないでしょうか?女性の脇には通常であれば硬毛はそれなりの密度で生えているものですし、男性の胸毛が濃い・指毛が濃いということも、いたって通常のことなのです。脱毛は現在、「毛が恥ずかしいから失くしたい」というコンプレックス解消型の美容施術として認識されているため、どうも体毛が濃いことを「恥ずかしいこと」という認識で捉えられがちです。体毛は男性(メンズ)・女性誰にでも当たり前に生えているものです。その上で、個人の清潔感や他人への気配りとして脱毛することをおすすめしています。つまり脱毛を行うことは、一種の「ステータス」だと私たちは考えます。

【目次】
1.皮膚疾患の方は、慎重にレーザー脱毛を行わなければならない
2.レーザー脱毛治療に影響を及ぼす、脱毛治療を必要とする疾患
3.今回のまとめ

皮膚疾患の方は、慎重にレーザー脱毛を行わなければならない

長期に渡ってレーザー治療の特集を行ってきましたが、やはり毛根にレーザー光を照射する医療脱毛手法においては、特に皮膚疾患の人たちは気をつけなければいけません。レーザー脱毛はメラニンに吸収される波長のロングパルスレーザーを使用するため、照射部位に色素があると、光熱作用を生じる可能性があります。肌表面の色素性疾患であれば、水疱・色素沈着・色素脱失など、肌の色素に対して異常を生じることになります。具体的には肌の真皮の中で色素が存在する状態で脱毛レーザーを照射すると、皮膚(肌)の傷跡(通称瘢痕という)ができるリスクがあります。ですから色素病変をともなう方は、まず色素治療を優先しなければなりません。そして脱毛部位における肌の色素改善ができない場合は、その他の脱毛手法に変更しなければなりません。

レーザー脱毛治療に影響を及ぼす、脱毛治療を必要とする疾患

美容目的の脱毛治療においては、(お尻や腰にみられるメラノサイトの残存である)蒙古斑・そして刺青などがあれば脱毛治療に悪影響を及ぼすといわれています。逆に発毛を伴う疾患(つまり脱毛治療を必要とする疾患)としては、ベッカー母斑(所謂茶あざ)・有毛性色素性母斑・多毛症などが挙げられます。小耳症なども本来は無毛部のところが有毛部となっているので、脱毛治療が必要なケースがあるといえるでしょう。

今回のまとめ

以前のコラムでもお伝えしたように、脱毛は「コンプレックス解消」というよりは、「自己管理」「相手への気遣い」だと私たちは思っています。今はまだ仕方のないことかもしれませんが、いずれそう遠くない未来には、脱毛施術を受ける行為そのものが、大人への第一歩という概念に変化することを、私たちは信じています。