前回は、男性の中で広がるメンズ脱毛の流行とその理由についてお話しました。日本では、まだまだ脱毛をするのは女性でしょう？というイメージが強いと思いますが、最近はTVでも男性芸能人が脱毛について語っているのをよく見かけます。このように、メンズ脱毛は広まってきているのです。今回は、そんなメンズ脱毛も広がる中、あえて体毛を残すことを選択する女性たちもいるということについてお話しをしていこうと思います。世界にはさまざまな価値観があるのです。
【目次】
1.新しい体毛に対する価値観！体毛をあえて残す女性たち
2.体毛がないことは良いことなのか？
3.今回のまとめ
新しい体毛に対する価値観！体毛をあえて残す女性たち
脱毛機が登場したことにより、世界規模で男女問わずに気軽に脱毛ができるようになりました。一方で、反脱毛への動きも1970年ごろから見られるようになりました。「ムダ毛は不潔ではない、そのまま出す方が自然だ」という考え方です。美容目的の脱毛が始まってから、積極的に反脱毛思想は、この時が初めてだと言っても良いかもしれません。古来より「無毛は美しい」という思想が、現代においては「女性は脱毛すべき」という強制的な観念にまで上り詰めたことが発端と考えられます。確かに、男性は体毛を処理せずに生やしたままでも何も違和感はないですが、女性が生やしていると、「だらしない」「気をつけていない」と思われがちですよね・・・。この反脱毛思想は、一定の支持を受け、2016年ごろになると、アメリカでは９割程あった脇毛やすね毛の脱毛処理率が、８割程度まで低下しました。2020年になると、欧米を中心に女性の体毛は自然だとアピールするジュニュヘアリー運動が注目されました。「女性に体毛は存在しない」という幻想に反抗し、あえてムダ毛を剃らないという女性が増えてきているのです。毛を生やすことが自由の象徴であるという女性の自由意志を尊重するフェミニズムは、SNSを中心に拡散され、多くの人々の反響を呼びました。ワキ毛にヘアカラーをしてファッションとして楽しむ人がいたり、ハイブランドメーカーも「毛を見せるファッション」を広告として採用したりと、今新しい運動の輪が広がり始めています。
体毛がないことは良いことなのか？
体毛を残す、残さないという価値観に関しては人それぞれなので、そこはその人個人の考え方を尊重すれば良いと私は思います。現に、脱毛をしている方でも、VIOのVの部分だけは残しておきたいという方もいますし、男性で全身脱毛をしているけれど、脇だけは残しておきたいという方もいらっしゃいます。海外ではVIOを全て処理することがエチケットだという文化がある国も多いですが、VIOは全て綺麗にしていても、腕やワキの毛はそのままという方もいますし、国によっては、例えば男性の胸毛などは生えている方がセクシーだという考え方もあります。このように、捉え方はそれぞれです。ただ、先ほどもエチケットとしてVIOを無くすという文化があるといったように、見た目のための脱毛ではなく、衛生面や肌のことを考えたときに、体毛を脱毛していくということには、いくつかメリットがあります。例えば顔の脱毛をする場合、肌のトーンがアップする、ニキビの予防になる、メイクのノリが良くなる、自己処理をすることが減っていくので、剃刀等による肌への負担を抑えられる、毛がないことで化粧水などが肌に浸透しやすいなどいくつもメリットがあります。それから、VIOの脱毛をする場合、毛がなくなることで、蒸れることを防止できて、臭いや感染症の予防になる、女性の場合、生理になったときに経血がついてしまうことを防げるので、綺麗な状態を保ちやすくなるなど、毛を無くすことで不快感を軽減できます。大昔の我々人類の祖先たちが体毛を処理していたのも、衛生的な理由からでした。そのため、体毛を処理することにはやはりメリットはあるのです。
今回のまとめ
女性が体毛を処理するのは当たり前！処理をしなければならない！という価値観は押し付けるものではありません。逆に言えば、男性はヒゲ以外の体毛を剃ったりしないでしょ？手足がツルツルなんて・・・という考え方も、今はどんどんとなくなっています。宗教的に脱毛をする文化、美容目的で脱毛をする文化、逆にあえて毛を残す文化、衛生的なことを考えて脱毛をする文化、さまざまあります。それぞれの意図を持って、それぞれの価値観で体毛と付き合っていけば良いのではないかと私は思います。しかし、もし体毛をなくしたいのであれば、やはり肌にとって安全な方法で脱毛をして行ってほしいと思います。ご自身での剃毛を繰り返すことは肌への負担が大きいです。体毛がいらない！という方は、ぜひ一度当店のNPL脱毛を試してみてはいかがでしょうか？
福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾
