脱毛器(マシーン)にはそれぞれ特徴があり、これは大きな流れとしての歴史であると私たちは考えております。医療脱毛が先だって広がり、レーザー脱毛器(マシーン)・ニードル脱毛器(マシーン)といった医療脱毛器(マシーン)が多種多様、各メーカーから日本に導入されました。しかしながら脱毛需要な国内でどんどんと広がっていく中で、顧客が抱える課題がどんどんと浮き上がってきました。火傷のような、針を刺すような強い痛み・シミや色素沈着、炎症などの副作用(副反応)・小さい範囲で限定された脱毛のため、脱毛にお店に通い続けることがそもそも難しい・値段(料金)が高い、都度払いができないなど、こういった医療脱毛の課題を解決するために広がり品質を高めているのが、美容脱毛であり方式としては「光脱毛」というカテゴリーです。光脱毛の主流は(大手チェーンではない限り)IPL方式だといえるでしょう。IPL脱毛とは、脱毛箇所の肌深部にある黒メラニンに光の熱を反応させる仕組みです。施術時の痛みはゴムで弾かれた程度・医療脱毛に比べて副作用(副反応)がでにくいなど、その利点を活かし大きな脱毛市場をつくりました。
今回のコラムでお伝えするSHR・THR方式の脱毛とは、このIPR方式の脱毛を高速に行える脱毛器(マシーン)のことを指しています。
【目次】
1.SHR・THR方式は、一言でいうと時短脱毛器(マシーン)。
2.SHR・THR方式の脱毛器(マシーン)は、大手のチェーン店が導入している
3.今回のまとめ
SHR・THR方式は、一言でいうと時短脱毛器(マシーン)。
IPR方式の脱毛を高速に行える脱毛器(マシーン)であるSHR・THR方式の時短脱毛器(マシーン)は、IPL方式の脱毛が全身3時間〜6時間かけて施術を行うのに対し、1時間程度しか全身脱毛に時間を要しません。ですから「大変コスパがいいのではないか?」・「体毛が減るスピードが早いのではないか?」といった質問をいただくこともあるのですが、結論からいうとこれは大きな勘違いです。SHR・THR方式の脱毛器(マシーン)は施術者に対して往復照射をする使用方法が推奨されています。つまり「全身を短い時間で脱毛できる」といっていても、1回の光エネルギーは大凡5%〜20%ということで、1回の施術が例え短かったとしても、回数として何度も何度も受けないといけないというのが、SHR・THR方式の脱毛器(マシーン)であり、はっきりいってしまうと「時短ではない」ということが解答になるのです。光エネルギーが弱いため火傷リスクはIPLよりも低いといえますが、その分効果がでないことを代償としているのが、SHR・THR方式の脱毛器(マシーン)なのです。
SHR・THR方式の脱毛器(マシーン)は、大手のチェーン店が導入している
「二週間に一回来店ください」・「通い放題」といったような、マスメディアに大々的に広告を打ち出す大手チェーンの美容サロンの多くはSHR・THR方式の脱毛器(マシーン)を導入しているケースが多いです。活字にすると一見お得で親切に思えるような標榜をする広告に惑わされることなく、しっかりとメリット・デメリットを把握していただいた上で通う脱毛店舗は選択していただきたいと私たちは思っているため、無料カウンセリングでは、当店で導入していない脱毛器(マシーン)についても選択肢としてお話をお客様に欠かさず行っております。
今回のまとめ
SHR・THR方式の脱毛器(マシーン)は、比較的後発の脱毛器(マシーン)であるため、一見すべての顧客の課題を解決するような脱毛施術方式に思えてしまいます。もっともこのやり方がフィットするお客様もおられるでしょうから私たちは脱毛器(マシーン)や導入されている店舗を否定するつもりはありませんが、しっかりと情報が整理した上で脱毛を行うことを、私たちは変わらずに推奨いたしますし、それに対してのお手伝いも行っていく所存です。