先日、当店にVIO脱毛で通っていらっしゃるお客様から相談を受けました。「友達が２名ほど脱毛をしたいと言っているのですが、半年で終わりますか？」とのことでした。大学生のお客様なのですが、お友達もみなさん大学生ということで、そして、そのお二人は県外に就職をしてしまうため後半年ほどしか時間がないとのことでした。実際に脱毛は半年で終えられるのかどうか、今回は、脱毛に通う回数や期間について、お話ししていきたいと思います。
【目次】
1.脱毛の広告の「半年で終わる」はあくまでもコースが終了する期間のこと
2.NPL脱毛でほとんどの体毛が気にならなくなるのはどれぐらい？
3.脱毛サロンや医療クリニックを選ぶかは総合的に判断するべき
4.今回のまとめ
脱毛の広告の「半年で終わる」はあくまでもコースが終了する期間のこと
脱毛をしたいと考えた方は、少なからず脱毛の広告や脱毛サロンのホームページをご覧になったことがあると思います。その中には、「○回で脱毛が終わる！」や「最短○ヶ月で終わる！」などの言葉を目にしたことがあると思います。当店でも「最短半年で」とお伝えしていますが、これはあくまでも「コースを通い終えるまで」の期間のことです。結果がどうなるかは、体の部位によっても違いますし、個人差もあります。また、どの脱毛方法を行うかによっても、結果が変わってきます。レーザー脱毛を主とする医療脱毛、IPL方式やSSC方式、SHR方式などの従来の光脱毛の場合は、ターゲットを「毛根」にしていました。簡単にその仕組みを説明すると、生えている毛の黒色（メラニン色素）に反応するレーザーや光を照射して、毛を伝って毛根まで熱エネルギーを届けて破壊していくという方法でした。毛には「毛周期」というものがあり、体毛は常に生え変わっているのですが、従来の「毛根」をターゲットとした方法の場合、黒色に反応させる必要があるので、「体毛が生えていないと施術できない」のです。そのため、毛周期の中でも「成長期」という毛が生えている時期に合わせて２〜３ヶ月に１回で施術に通ってもらうということをしていました。そのため昔は、コースを終わらせるだけでも平気で２〜３年かかっていたのです。それが最近では、２週間で来店OK、３週間で来店OK！と設定しているサロンが多いです。そういった場合、確かに施術はできますが、あくまでも「成長期の毛にしか反応しない」ので、施術をしていても「無駄」な場合もあることを理解しておいた方が良いでしょう。毛には「休止期」という全く生えてこない時期があり、休止期は何ヶ月単位、何年単位で成長期に切り替わるかは、毛の１本１本で異なります。そのため、脱毛サロンや医療脱毛に通っている間には生えてこない毛もあり、それが脱毛に通わなくなった後から再び生えてくることもよくあります。「半年で終わる」はコースの終了する期間のことだとお伝えしましたが、脱毛機の種類が変われば、また話は変わってきます。UNO>>>ichikaraで扱っているNPL脱毛機の場合、毛根をターゲットとせず、バルジ領域という簡単にいえば「毛の種を作っている部分」をターゲットとしています。このバルジ領域をターゲットにすることのメリットの１つとして、毛の黒色に反応させる必要がないため、毛が生えている必要がなく、毛周期に関係なく施術ができることが挙げられます。そして、当店の場合は８回のコースを施術の合間を最短３週間で通っていただくことになるので、最短で５ヶ月〜半年でコースを通い終えることはできます。ただ、女性の場合は生理が被ることもあるので、３週間に１回のペースで通うことは難しいかもしれません。その場合はコースを通い終える時期が、半年よりも延びてしまうことがあります。しかし、平均的に７〜８ヶ月ほどあれば、８回のコースを終える女性のお客様は多く、８回の中で特にみなさんが気にする腕や足などの部位のムダ毛がほとんど気にならなくなるぐらいまでになる方は多いです。
NPL脱毛でほとんどの体毛が気にならなくなるのはどれぐらい？
NPL脱毛の場合、１度の照射で50％の有効性があるので、当店の場合は８回のコースで限りなく毛の種を０に近づけるという理論のもとでコース回数を設定しています。ただ、やはり結果には個人差や部位差が出てきます。もちろん８回コースを終えたときにほぼ全て気にならなくなるぐらい綺麗になる方もいます。しかし、例えばしつこく残りやすいとされる部位である、VラインやIラインが８回コースを終えたときに、まだ残っているということもあります。そのため、当店では８回コースを終了した後には、残ったパーツを元の単価の80％オフの価格で施術をさせていただくという保証制度を設けています。そこで、お客様の金額の負担をなるべく軽くはさせていただいておりますが、回数がどれだけ必要になるかは、その部位やお客様によって異なってくるので、はっきりといつ終わりますとはお伝えしづらいのです。しかし、NPL脱毛の場合は、毛周期が関係ないので、従来の脱毛機では施術できなかった、休止期の毛にも対応ができています。そのため、個人差はありますが、長い方でも２年ほどあれば、ほとんどの体毛が気にならなくなるぐらいに綺麗になっています。従来のやり方で、１度目のコースを終えるだけで２年はかかっていたことを考えるとだいぶ早く結果は出てくると思います。
脱毛サロンや医療クリニックを選ぶかは総合的に判断するべき
脱毛サロンで光脱毛を考えている方も、医療クリニックへ行って医療脱毛を考えている方も、それぞれのメリットやデメリットをしっかりと調べるべきです。初期料金が安いからという理由だけで脱毛サロンを決めて、通い出したら様々な商品を買わされたという話もたくさん聞いたことがあります。また、最初は安かったからコースを組んだのはいいものの、結局１度目のコースでは思ったようには減らずに、また何十万もかけてコースを組み直すことになったという方もたくさんいらっしゃいます。医療脱毛に通って、高い料金を払って、痛い思いも我慢して何年も通ったけど、なくなったと思っていた毛がまた生えてきたという方も当店にやってきます。料金だけで判断する、有名な脱毛サロンだから、有名な医療クリニックだからと名前だけで判断する、そのときにやっているキャンペーンだけで判断するなどは危険です。よく、「割引がありますか？」と質問されることがありますが、当店の場合、最初からコース価格を限りなく最安値にさせていただいておりますので、学割を除いて、割引は基本的にありません。お店によっては、とんでもない割引価格を提示して「500円で全身脱毛！」などと謳っている場合もありますが、そういったお店は後から何か別のことで費用がかかる場合がありますし、高めの料金設定を提示しておいて、それよりも安くしているだけということもあり得ます。だからこそ、料金、効果性、痛みの有無、サービス、店やスタッフの雰囲気、など、どの脱毛サロンや医療クリニックを選ぶかは総合的に判断するべきなのです。価格の説明はもちろんのこと、取り扱っている機械のメリット、デメリット、実際の効果はどうなるのか、コースが終了した後の保証制度など、しっかりと説明してくれるサロンを選ぶようにしましょう。
今回のまとめ
今回は、半年あれば本当に脱毛が終わるのかということについてお話ししてきました。脱毛の終わりは個人差、部位差があり、しかも人によって体毛に対する考え方も違うので、どこで判断するかは非常に難しい問題ではあります。ただ、多くの方の思う脱毛が終わっているというのは、日常の中でほとんど気にならない程度までなくなっていることだと思います。そうなるまでに、本当に半年で終わるのかどうか、というのはなかなかはっきりとはお答えできません。ただ、はっきりとお伝えできるのは、従来の医療脱毛やIPLやSSCなどの光脱毛では、半年で思うほど綺麗になることは難しいです。黒くて太い毛で、成長期を迎えている毛には効果はあるかと思いますが、細かい毛が綺麗になりきるかという部分は大変難しいと思います。私自身も、19歳ごろから20代半ばごろまで、様々なエステサロンや脱毛サロンなどに通って、苦い思いをした経験が数多くありました。今思うと、たくさんのお金を払って、得られた効果は少なかったかと思います。サロンのスタッフさんたちは決して悪い方達ではありませんでしたが、そのサロンの方針で、消費者側に伝えられない事実も多かったり、売上のためにメリットしか話されなかったりすることもしばしばありました。後から振り返ったときに、自分自身で損していることに気がついたり、効果がないことに気づいたりと、泣き寝入りをしてきました。早く効果を出したい、なるべく安い価格で施術を受けたい、痛い思いはしたくない、当然みなさんが思うことです。だからこそ、信頼できるサロン選びをしてください。メリットだけでなく、デメリットも含めて、誠実に説明してくれるサロン、強制的に売り込むのでなく、お客様の意思で選択をさせてくれるサロン、そんなお店を選んでほしいと思います。UNO>>>ichikaraでは、エステや脱毛で苦い思いをされた経験のある方の駆け込み寺になれればという思いで、誠実な対応で、初めてのカウンセリングから説明をさせていただいております。また、初めて脱毛サロンにいらっしゃる方にもご不安がないようにさせていただいております。一度、当店でご不安も含めてご相談されにいらしてはいかがでしょうか？
福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾
