脱毛をしたことがある方、脱毛に通っている方、脱毛をしたいと考えたことがある方は「毛周期」という言葉を耳にしたことがあると思います。この毛周期は、脱毛と非常に関わりが深いもので、毛周期のことを知らずに脱毛をしていると、「なぜ毎日脱毛を受けられないのか?」「なぜ脱毛って回数や年数がかかるのか?」と疑問に思うことが多くあると思います。今回は、脱毛サロンや医療脱毛をしにいくと必ず説明される(はずの)毛周期について詳しくお話ししていけたらと思います。
毛周期とはそもそも何なのか?
毛周期というのは、簡単にいうと「毛が生え変わるサイクル」のことです。私たち人類の体には全身で500万本もの体毛が生えていると言われています。この毛1本1本は、常に同じものが生えているわけではなく、生え変わり続けているのです。よく考えてみてください。お風呂に入った時、髪の毛やVIOの毛などが抜けているのを毎日のように見かけますよね?部屋の掃除をしているとき、カーペットにコロコロをかけるとたくさん毛がつくと思います。掃除機をかけて、掃除機のゴミを捨てる時、埃や他のゴミに必ず毛が混ざっているはずです。あの髪の毛や体毛たちは、もう抜け落ちたもの、もしくは、途中で切れたり、ちぎれたりしたものたちです。あれが抜けた後、再び生えてこなければ、人類は生まれて数ヶ月の間に全身ツルツルになってしまいますよね。そんなこと言われなくてもわかっているよと思われるでしょう。そう、ご存知のように、普段は意識していませんが、毛は生え変わっているんです。その生え変わる周期もいくつかに分かれます。大きく分類すると、「成長初期」「成長期」「退行期」「休止期」の4つに分かれます。成長初期や成長期は、その名の通り、毛乳頭から毛が成長し始め、ぐんぐん伸びていく時期です。退行期は、毛が毛乳頭から離れ、毛の成長が止まり、毛穴から抜け落ちる期間となります。毛が抜け落ちた後、休止期に入り、その期間毛は生えず、次の毛を生やす準備期間となります。この4つのサイクルを繰り返しているのが毛周期です。毛周期は、体の部位によってもそれぞれの期間がバラバラで、毛の1本1本でも違います。ワキの毛の成長期は2〜6ヶ月ほどと言われており、同じように休止期も2〜6ヶ月ほどあると言われています。腕や足の場合は成長期、休止期ともに3〜4ヶ月ほど、顔の毛はサイクルが早く成長期、休止期ともに2〜3ヶ月ほど、体の中でも成長期が長いと言われているのがVIOの毛で、成長期が1〜2年、休止期が1年ほどと言われています。最も長いのは、頭髪で、成長期が5年と言われています。体毛を剃らずに放っておいても、何十センチにもなりませんが、美容室に何年も行かずに放っておくと、どんどん髪の毛は伸びていきますよね。このように、体の部位や毛の1本1本によって毛周期は変わりますし、あくまで目安であり、個人差もあります。
脱毛と毛周期はなぜ関係があるのか?
それでは、なぜ脱毛サロンや、医療脱毛クリニックに行った際や、脱毛関連のサイトを見たりすると必ず毛周期の話が出るのかというと、脱毛の施術は毛周期に合わせる必要があるからなのです。従来の光脱毛(IPL脱毛・SSC脱毛・SHR脱毛など)や、レーザー脱毛の場合、毛の黒色である、メラニン色素に反応するライトやレーザーを照射して、ライトやレーザーの光を熱エネルギーに変換させて毛根を破壊するという方法で脱毛をしています。そのため、成長期のメラニン色素が豊富で毛乳頭から生えている状態の毛にしかアプローチできないのです。退行期の毛はメラニン色素も薄く、成長期の毛と違って毛乳頭から毛が離れてしまっているので、ライトやレーザーも反応しづらく、熱が伝わらないのです。そのため、成長期に合わせて来店してほしいということを伝えるために、毛周期の話をされるということになります。
今回のまとめ
従来の脱毛方法や、レーザー脱毛の場合、施術に毛周期が関係するとお話ししましたが、UNO>>>ichikaraのNPL脱毛の場合、毛根をターゲットとしていないため、毛周期に関係なく施術をすることができます。そのため、従来のように、「2ヶ月に1回しか施術をできない」「成長期でない毛に照射していたため無駄だった」というようなことがありません。詳しくは、詳しく気になる方は是非一度無料カウンセリングにご来店くださいませ。
福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾