現在の脱毛手法では、NPL方式の脱毛・レーザー脱毛・光脱毛が安全かつ有効的な脱毛手法だといわれています。しかしながら脱毛におけるリテラシーはまだまだ一般的に高まってはいないようで、どうしても簡便ではありますが、しかし有効性に乏しかったり、肌への刺激や負担が強く、「美しく」脱毛ができない手法に多くの方が流れてしまっていることを、メディアやコミュニケーションで知ってしまうことが多いのです。私たちはそれを聞くたびに大変残念な気持ちになります。UNO>>>ichikaraのスタッフは、もちろん多くのお客様に、当店に通ってもらうことを望んでいます。しかしながらその前提として、「正しい脱毛の方法」を知っていただき、福井から脱毛難民の方々を一人でも減らすことが使命であるのです。
本シリーズでは、従来型の脱毛方式について細かくお伝えいたします。今回のコラムでは、その一つ、電気脱毛がテーマです。
【目次】
1.従来の脱毛方法。電気脱毛とその効果について
2.電気脱毛について。電気分解法と脱毛マシーン
3.今回のまとめ
従来の脱毛方法。電気(ニードル)脱毛とその効果について
電気脱毛とは、毛包に細い針状をしている金属製のニードル(これをプローブといいます)に電気を流すことで、毛包を破壊します。電気脱毛は毛の再生を止める永久脱毛方法といわれていたこともあり、その脱毛方法は電気分解法・高周波法(熱解離法)・ブレンド法の3つに分類されます。これはあくまで一般的な美・医療関係者による著書の見解(当サロンも同様の見解であります)ですが、電気脱毛は決して安全な脱毛方法ではなく、人体にとって悪影響で、現場でのトラブルは絶えません。電気脱毛の施術後にでる副次効果として、「毛包部位にできる限局的な紅斑(血管の拡張によって、皮膚が紅くなった状態)が生じるが、一時的で数週間で鎮静しますよ」という文言はよく見ます。しかし調査を重ねると、電気脱毛後にできる副次効果として、毛包炎になることで、敏感肌やアトピー肌のトラブルを促進したり、毛包に近い組織の破壊が促進されて、色素沈着や瘢痕(組織の壊死によって生じた膠原線維や結合組織)を形成するケースも少なくはありません。この問題点は、難易度の高い脱毛施術方法にあるのです。プローブを正確な位置に挿入すること・電流や高周波の出力調整など、施術者の技量や経験値が高い状態でないと、安全性のある脱毛方法とはいえないのです。
電気(ニードル)脱毛について。電気分解法と脱毛マシーン
電気脱毛の中でも、最も歴史のある脱毛方法は、19世紀後半には行われていた電気分解法です。電気分解法の原理は直流電源を使用することで、通電現象を発生させ、プローブ周囲の組織液を電気分解させることにより、発生したアルカリ液が化学的に毛包を破壊するという原理です。電気分解法には、直流電源の発生源を有する電気分解式脱毛マシーンが用いられています。
今回のまとめ
今回のコラムでは、引き続き従来型の脱毛方式である「電気脱毛」分野の一種である、電気分解法についてお伝えいたしました。当サロンには毎月多くのお客様から、脱毛についてのご相談をお受けします。私たちは、美容は人を豊かにする分野だと信じており、豊かとは外見だけでなく内面や精神面からも起因することだと考えています。美容の知識を高めることで、心が豊かになることを、UNO>>>ichikaraは応援いたします。
高橋 元子(TAKAHASHI MOTOKO)
生年月日 1974年6月18日
出身地 福井県大野市
≪資格・免許≫
美容師
管理美容師
厚生労働大臣認定 上級着付師
ゴールドランジェリーアドバイザー
≪略歴≫
1990年 セツコ美容室入社
1992年 美容師としてスタイリストデビュー
1994年 「美容室ボリス・ビアン」を夫婦でOPEN
1997年~2001年 3人の息子を出産
2002年 ブライダル専門店「アトリエ」OPEN
2004年 パリコレクションにヘアスタイリストとして参加
2010年 トータルビューティーサロン「プリンシェ」プロデュ-ス
2014年 ランジェリーアドバイザーとして全国で講師活動開始
2019年 「美容室ボリスビアン」を退社後
エステティックサロン「UNO>>>ichikara」OPEN
現在49歳「人間を美しく」を企業理念に
NPL方式脱毛・肌再生セレブリボーン・発毛ヘアリボーン・豊胸タニマックス等、福井県でココだけの最新機械を導入したユニセックスのエステティックサロンを運営
美容師から始まり、全てをプロデュースできる美容家として全国につながる人脈を駆使して最新の情報を福井に発信し続けている。