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2023.02.06
脱毛:NPL方式脱毛について

脱毛のプロが解説 2023年:驚きの効果!NPL方式の真実とは?②

前回は、NPL脱毛の仕組みとNPL脱毛のメリットをお伝えしました。前回お伝えしたメリットは、①痛みが少ないこと、②火傷リスクがほとんどないこと、③施術期間が短く最短だと半年で済むこと、④施術時間が短く全身でも30分で終わることの大きく4つでした。今回はその続きで、その他にもまだまだあるNPL脱毛のメリットについてお伝えしていこうと思います。また気になるデメリットについても触れていこうと思います。是非NPL脱毛についてよく理解して頂いて、興味をもっていただければと思います。

【目次】
1.NPL脱毛のメリット②~対応できる毛・肌・その他について~
2.NPL脱毛のデメリットはあるの?
3.今回のまとめ



NPL脱毛のメリット②~対応できる毛・肌・その他について~

NPL脱毛のメリットとして、前回は痛み・期間・時間について触れましたが、まだまだ他にもメリットがあります!4つ程紹介していきたいと思います。まず一つ目は、今まで脱毛が難しいとされてきた白髪・金髪・産毛のように薄い毛・埋没毛・抜いてしまった毛にも有効であることです。白髪・金髪・産毛はメラニン色素が薄いため、従来のメラニン色素に反応させるタイプの脱毛では、他の毛と同じエネルギー出力ではあまり反応しません。反応させるためには出力を上げてより強い光を照射しなければなりませんが、そうすると火傷リスクなどの危険が更に増すため、施術できないのです。その点、NPL脱毛の場合、ターゲットがバルジ領域であり、毛根をターゲットとしているわけではないので、メラニン色素に反応させて毛根まで熱エネルギーを伝える必要がありません。そのため、メラニン色素の薄い毛や、埋もれていて表皮に出ていない毛、抜毛してしまったため施術時に毛が生えていない場合でも、関係なく施術が可能となっています。2つ目に、硬毛化のリスクが低いということです。硬毛化というのは、元々は薄かった毛が、脱毛などの刺激によって濃く・太くなってしまう現象のことを言います。硬毛化の原因はまだはっきりとはしていませんが、レーザー脱毛や光脱毛の施術によって起こりうる現象の一つです。レーザーや光により毛根へ強い刺激を与えたけれど毛根を破壊できなかった場合、元々薄かった毛(メラニン色素が薄かった毛)がパワーアップして帰ってきてしまうという感じですね。硬毛化を防ごうと思うと、確実に毛根を破壊するか、なるべく毛根への刺激の少ない方法で脱毛をすることが有効です。そうなると、ターゲットが毛根でないNPL脱毛が有効になるということです。更に3つ目のメリットは、肌の色が黒い方にも施術ができるということです。従来の脱毛は、皮膚の奥の方にある毛根を約80℃の熱で焼き切るための光を照射していたので、メラニンが多めの黒い肌に照射すると、火傷をしてしまう可能性が高かったのですが、NPL脱毛の場合は毛根よりも表皮に近い位置にあるバルジ領域を狙っての光であるため、従来のものより弱い光で十分なので、火傷リスクの心配がないということになります。最後に4つ目のメリットは、美肌効果があることです。人の細胞というのは、光に反応するようにできているのですが、ある波長の光、例えば紫外線のUV-AやUV-Bなどは肌に悪影響を与えるのですが、悪影響を与える光があれば、良い影響を与える光もあります。NPL脱毛の光は弱めの出力でじっくり熱を与えるものであり、このNPLの波長が長い光を肌に当てるとストレス防御作用免疫増加作用といったお肌や健康に嬉しい効果のある「ヒートショックプロテイン」というたんぱく質が増加します。これは肌のターンオーバーを促し、シミやくすみ、赤ら顔、ニキビなどの肌トラブルの改善にもつながります。真皮層の繊維芽細胞を刺激するので、コラーゲンが生成されやすく、肌のハリがアップし毛穴がキュッと引きしまります。(UNO>>>ichikaraでは、NPLフォトフェイシャルといって、NPL脱毛よりも更に肌への効果の高いメニューもございます。)

NPL脱毛のデメリットはあるの?

前回のコラムに引き続きたくさんのメリットをご紹介しましたが、「それじゃあ、デメリットはないの?」と気になる方もいらっしゃると思います。NPL脱毛にも一応デメリットというのはあります。まずは、NPL脱毛という方式が比較的新しい方法であるがゆえに、十分な臨床データが得られていないことが挙げられます。NPL脱毛がターゲットとしているバルジ領域が発見されたのが2001年頃であり、そこからNPL脱毛機を開発し、普及し始めたのがここ10~20年ほどです。そのため、脱毛を終えた方が20年、30年と経った後にどのような経過になるかというデータがまだ十分に得られていないのです。しかしながら、「脱毛」というもの自体の歴史がまだ60年ほどしか経っていないので、今後100年後にどうなっているのかということに関して言えば、医療脱毛でも、光脱毛でも、どの種類の脱毛機であってもはっきりとしたデータは得られていないということになります。永久的に生えないかどうかの臨床データを取ろうと思ったら、脱毛をした何百人、何千人の老若男女の一生を追っていかなければなりませんので、相当に難しいことです。そのため「永久脱毛」という言葉は日本では認められていません。しかし、従来の脱毛方式と比べるとNPL脱毛の方が一度無くなった毛が再び生えてくる可能性は低いと言えます。なぜなら、NPL脱毛がターゲットにしているバルジ領域という部分は、毛根にある毛母細胞や、毛乳頭といった毛を生やすための器官に対して「毛を生やせ」と命令を出す器官となっており、理論的に考えれば、命令が出されなければ毛は生やされないので、バルジ領域をターゲットにしているNPL脱毛の方が、可能性が低いと言えるのです。また、同様の蓄熱式を用いたドイツの脱毛機はFDA(アメリカ食品医薬品局)から脱毛機として認定されており、日本でも厚生労働省から薬事承認が認可されていますので、新しい方式だからと言って危険があるわけではないですし、従来の方式の方が安全なのではと不安になる必要はないと思います。それ以外のデメリットというと、従来の脱毛機でも同じですが、タトゥーがされている部位への施術はできません。タトゥーの部位は熱を持ちやすいので痛みなどのリスクがありますし、タトゥーの顔料に含まれる鉛が光に反応して変色する恐れもあるためです。その他にデメリットがあるとすれば、導入店舗が少ないことがあるかと思います。福井では、当店UNO>>>ichikaraともう1店舗しか現在のところありません。


今回のまとめ

前回のコラムと2回に渡りNPL脱毛についてお伝えさせて頂きました。NPL脱毛は新しい方式ではありますが、危険なものではありませんし、たくさんのメリットがある脱毛方式です。福井には導入店舗がないため、なかなか耳にしたことがない方も多いかと思いますが、お勧めの脱毛方式です。話として聞くよりも、体感されるのが一番早いと思いますので、是非一度、お得な初回体験を受けてみてはいかがでしょうか?もちろん、ご不安な方や「もっと詳しく話が聞きたい」「相談してから決めたい」という方もいらっしゃると思いますので、無料のカウンセリングも承っております。お気軽にお問合せくださいませ。

福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾