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COLUMN
お知らせ・コラム

2022.06.08
脱毛:医療脱毛について

医療脱毛手技。インモーション照射と、コンビネーション照射について

蓄熱式脱毛のレーザー脱毛器(マシーン)は、日本国内において現在(2021年調べ)7機種の脱毛器(マシーン)を使用しており、各機種の特徴は前回のコラムでも記述したとおりです。各国各社、蓄熱式脱毛のレーザー脱毛器(マシーン)はその手順やスペックは相違していますが、どの機種も全身脱毛・各脱毛を広範囲行うことに大変適したレーザー脱毛だといえるでしょう。しかしながら4hz〜15hzの連続照射を継続的に行うため、予め肌に副作用がでないように脱毛ジェルを必ず塗布しなければならないことや、ハンドピースを常に動かした状態でコントロールをする、「インモーション照射法」によって照射をしなければならないことも、お伝えいたしました。今回のコラムでは、この「インモーション照射法」の具体的な内容に触れながら、さらに脱毛の困難部位とされる箇所でも効果性を上げる技術として「コンビネーション照射」という技術があります。繰り返しにはなりますが、脱毛はどの店舗で行っても効果は同じというわけではもちろんありませんし、同じ脱毛器(マシーン)を使っても、安全に効果的にスピーディーに行うことにおいて、脱毛を行う技術者の経験・知識・技術において必ず差異が発生するのです。

【目次】
1.蓄熱式脱毛の手技。インモーション照射の具体的テクニック
2.蓄熱式脱毛の手技。コンビネーション照射の具体的テクニック
3.今回のまとめ

蓄熱式脱毛の手技。インモーション照射の具体的テクニック

インモーション照射法は、ハンドピースを常に動かしながら脱毛施術を行うのですが、その際必ずレーザー光を肌(皮膚)に対して垂直に当たるようにコントロールし、エネルギーロスをおこさないようにしないといけません。また、脱毛部位によっては、円状の軌道を描く照射方法やストレート方法を用いたり、立体的な脱毛部位や細やかな脱毛部位を照射するときは、HR(メラニン選択)式に切り替える必要があります。つまりインモーション照射法とは、蓄熱式脱毛のレーザー脱毛器(マシーン)の持つ肌への副作用やダメージをリスクヘッジすることや、エネルギーのむらによる効果減退を防ぐための、大切な脱毛技術の一つでもあるということです。

蓄熱式脱毛の手技。コンビネーション照射の具体的テクニック

先程お伝えした「HR(メラニン選択)式への切り替え」というテクニックは、SHR単体の手法では、脱毛効果が得られにくい立体的な脱毛部位であったり、細やかな脱毛困難部位・硬毛化となった部位において用いられます。基本的にはSHRで毛軸周囲に蓄熱させた後HP(メラニン選択)式の照射を行いますが、HRの基本は2アタック照射です。肌への刺激を感じないときは3アタック照射を行うか、もしくは放射量を上げて2アタックの照射を行います。これは特に骨に近いとされている、下顎脱毛・肘脱毛・膝脱毛・脚の関節部脱毛、そして体毛密度の高い脱毛部位や、色素沈着部は熱くなりやすいので注意が必要であるといわれています。

今回のまとめ

以前のコラムで、とある脱毛店舗に務め、即座に退職を決意した知人である女性の話の一つには、このようなものがありました。彼女は脱毛について知識を学び技術を磨きたいと思って脱毛店舗に入社しました。それは例えば効果性のある脱毛器(マシーン)とはどのような構造であるかを学んだり、いかに安全に効果を上げる脱毛技術や診断力を学びたいという希望をもって入社しました。しかし脱毛店舗の教育は、営業スキルの習得に傾倒していたようなのです。たしかに私たちは商売として脱毛サロンを運営しております。しかしながら脱毛でご料金をいただく限りは、「どうやってお客様に契約を交わしてもらおうか」と考える暇があるのであれば、「どうやったら最短時間で最大効果の脱毛が行えるか」というテーマに対し、時間やお金・そしてエネルギーを投資するべきだと私たちは思っているのです。