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COLUMN
お知らせ・コラム

2022.07.20
脱毛:VIO脱毛について

介護脱毛。体毛除去は一つの診療ガイドラインとなっています

脱毛の効果はもちろんそれぞれで個人差もございますが、「毛周期」の理論を理解することで、顔脱毛・脚脱毛・腕脱毛・脇脱毛・VIO脱毛など、部位ごとや全身においても期間や回数の目標設定が大変やりやすくなるでしょう。また「お安く脱毛できますよ」「当店は通い放題でお得ですよ」「永久脱毛ができますよ」「地域ランキング1位の脱毛サロンですよ」などといった耳障りのいい勧誘や広告ばかりで、毛周期のことをしっかり教えてくれないような脱毛クリニックや脱毛エステティックサロンは、(あくまで私たちの考えですが)お客様にとってよいお店であるとはいえないでしょう。毛周期のことを知らないということであれば、あまりにも専門的知識に乏しく施術やカウンセラーに入る段階ではないといえますし、毛周期のことを知っていてあえてお客様にお伝えはしないということであれば、店舗で使用している脱毛器(マシーン)の効果が乏しいことが疑われます(毛周期から逆算して期間や回数目標設定できますので)。前回の復習ですが、介護脱毛の焦点になっているVIO部分のVラインの体毛ですと、成長期が1年〜2年・休止期が1年という毛周期サイクルなのです。

【目次】
1.体毛を除去することは、尿路機能障害の診療ガイドラインである
2.体毛を除去しないと発生率が高まる皮膚炎は、苦痛とコストを伴う
3.今回のまとめ

体毛を除去することは、尿路機能障害の診療ガイドラインである

失禁関連皮膚炎における皮膚(肌)の病変(アトピー・アレルギーも含む)が頻繁に発生する部位というのは、会陰部(性器や肛門部周辺)・臀部・下腹部・鼠径部・恥骨部であったりします。ですのでこの際は「脊髄損傷における下部尿路機能障害の診療ガイドライン」に基づいて被介護者への対策の一つとして「体毛の除去」を行っている海外の介護施設・ナーシングホームが多く存在しています。例えばイギリスのナーシングホームでは、失禁関連皮膚炎の有病率は6%〜23%。発生率としては4%〜50%であると分析されています。しかしながら、「失禁をしてしまった」という報告を高齢者があまり気が進まないということを考慮すると、有病率や発生率は分析結果を大幅に上回る実態であると想定されるので、介護施設やナーシングホームでは、被介護者が体毛(少なくともVIO部位においては)を除去してもらっているならば、それは介護者にとってとてもありがたい状態なのでしょう。

体毛を除去しないと発生率が高まる皮膚炎は、苦痛とコストを伴う

このコラムを読んで「たかが皮膚炎」ともし思われるのであれば、それは間違いです。体毛を除去しないと発生率が高まる失禁関連皮膚炎は、発症すると相当な痛みや不快感・そして苦痛を引き起こすことになります。そしてこの皮膚炎は、治療に長い時間と高いコストを伴います。アトピーやアレルギー症状をおもちであったり過去の経験がある方は、肌(皮膚)の炎症がいかに快適な日常生活を送ることが難しくなるかをご存知だと思います。

今回のまとめ

私たちは介護脱毛を、「思いやり」だと考えています。例えばおむつの交換時に担当される介護者に対し臭いや手間を緩和することも「思いやり」・そして自らの肌を大切にすることは、自分への「思いやり」なのです。