前回まで、医療脱毛のニードル脱毛、レーザー脱毛、光脱毛のIPL脱毛、SSC脱毛について仕組み、メリット、デメリットをお伝えしてきました。今回は引き続き光脱毛についてお話していくのですが、IPL脱毛やSSC脱毛よりも新しい方式である、SHR脱毛、それから、UNO>>>ichikaraで扱っているNPL脱毛について仕組みやメリット、デメリットをお伝えしていこうと思います。しっかりと比較をしていただいて、どの脱毛が自分に合っているのかを検討していただく参考になればと思います。
光脱毛編③SHR脱毛
SHR脱毛とは、別名「蓄熱式脱毛」とも呼ばれています。SHR脱毛では、毛根全体を包み込んでいる「毛包」と呼ばれる部分に光を照射しています。そのため、メリットとしては、毛周期を気にせずに施術をすることができます。なので、施術に高頻度で通うことができるということになりますので、早くコースを通い終えたい方には良いと思います。また、IPL脱毛や医療脱毛と比べると、痛みが少ないこともメリットと言えます。また、日焼けした肌や地黒の肌にも施術をできることもメリットと言えるでしょう。ここからはデメリットについて説明していきます。①ジェルを塗るので、ジェルが苦手な人には不向き。SSC脱毛と同じように冷却ジェルを塗って施術していくので、痛みリスクは減りますが、あの冷たいジェルを塗られるのがどうしても・・・という方には不向きだと思います。②火傷の可能性もある。IPL脱毛や医療脱毛と比べると火傷リスクは低いですが、必ずしも火傷をしないわけではありません。③施術時間はある程度かかる。連射ができるので、IPL脱毛と比べると早く施術をすることができますが、照射出力が弱いので、往復連射が必要となります。往復する分と、ジェルの塗布やジェルの拭き取りの時間もかかるので、全身をしていくには１時間以上かかってくることが多いです。④脱毛効果を感じるまでに時間がかかる。IPL脱毛や医療脱毛の場合、今生えている毛に対してのアプローチが得意です。なので、施術に行ってしばらくすると、毛がポロポロと抜けてきたなどの効果実感を感じやすいです。しかし、SHR脱毛の場合は、これから生えてくる毛に対してのアプローチになるので、脱毛効果を感じるまでに時間がかかります。
光脱毛編④NPL脱毛
NPL脱毛とは、2001年に発見された比較的新しい理論のもと作られた脱毛方法です。これまでの脱毛方法のほとんどが毛根をターゲットとしていましたが、NPL脱毛の場合は、「バルジ領域」という毛の種のような発毛因子を毛根に送る役割のある部分をターゲットにしています。現段階ではこのNPL方式が、理論上一番効果性が高いと言われています。NPL方式のメリットとしては、①毛根がターゲットではなく、毛が生えている必要がないので、毛周期に関係なく施術ができるため、施術期間が短い。最短半年ほどで終了できる。②従来の光脱毛よりも弱い光でのアプローチで十分なので、痛みが少ない。③安定した光で高速連射ができるので、施術時間が短くて済む。UNO>>>ichikaraの場合、全身脱毛の施術にはスタッフ２人で入るので、30分ほどで終了します。④白髪や金髪、産毛のような細い毛にも対応できる。⑤肌が褐色の方や、日焼けをして黒くなった方でも関係なく施術ができる。⑥硬毛化のリスクが低い。などが挙げられます。逆にデメリットはというと、前述したように、比較的新しい理論であるため、実証データが少なく、50年後、100年後には毛がどうなっているかといったことがデータとしてないということが挙げられます。しかし、これはその他の脱毛においても言えることです。一番古い脱毛方法であるニードル脱毛ですら、1960年代に登場したものなので、それ以降の光脱毛なども全てデータが十分というわけではありません。しかし、理論上で考えれば、NPL脱毛は効果性が一番高い方法であり、クリニックでも、医療脱毛とは別に、このNPL脱毛を採用しているところもあるぐらいです。
今回のまとめ
今回までで、主な脱毛の種類について、仕組みやメリット、デメリットについてお話してきました。価格やサービス、キャンペーンをしている、などの理由のみで脱毛サロンやクリニックを選ぶのではなく、どういった脱毛方法を採用しているのか、その仕組みやメリット、デメリットまでしっかりと説明をしてくれたか、というところまで考慮して、お店を選んでほしいと思います。あまり詳しく説明をしてもらえなかったというところでは、契約をしてしまうことはオススメしません。きちんとカウンセリングを受けて、理解した上で納得してコースを組むようにしましょう。今回で脱毛の種類別比較は終了ですが、その他の比較も是非読んでみてください。少しでも皆様の参考になればと思います。
福井脱毛エステティックサロンUNO>>>ichikara
中村真綾
