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2023.02.09
脱毛:よくある質問より

蕁麻疹が出やすいあなたへ!脱毛のプロが教える蕁麻疹と脱毛の関係!

先日、当店に通っていただいているお客様から
「私、慢性蕁麻疹で、体調によっては急に蕁麻疹が出てしまって、しばらく続いてしまうんです。」
とお聞きしました。

そのお客様は、蕁麻疹の症状がおさまるまで、一旦脱毛に来ることを中断されており、
「いつも周期的にちゃんと通ってらっしゃる方だったのにどうしたのだろう?」
と思っていたところだったので、なるほどそういうことだったのかと納得しました。

「脱毛がしたいけれど、蕁麻疹が出やすいせいで脱毛ができない!」
「脱毛のせいで蕁麻疹が出たりしない?」
など悩みを持つ方は多いと思います。

今回は、
「脱毛によって蕁麻疹が出てしまうのか」
ということについてお話ししていこうと思います。

【目次】
1.蕁麻疹ってどんな病気?
2.蕁麻疹が起こる仕組みや原因は?
3.蕁麻疹でも脱毛はできる?
4. 脱毛によって蕁麻疹が出ることもある!
5.医療脱毛は蕁麻疹が出やすい?
6.今回のまとめ

蕁麻疹ってどんな病気?

まず初めに、蕁麻疹について解説していきます。

蕁麻疹の名前の由来

じんましんは漢字で「蕁麻疹」と表し、皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり、しばらくすると跡形なく消えてしまう病気のことです。人がイラクサ(蕁麻(じんま))の葉に触れた時に同様の皮膚症状が起こることからこの名前が付けられたそうです。

 

蕁麻疹の特徴

大抵は痒みを伴うものですが、チクチクとした痒みに似た感じや焼けるような感じを伴うこともあるようです。

 

蕁麻疹に見られる皮疹は、蚊に刺された時に起こる皮膚の変化によく似ていて、虫刺されの場合には刺されてから数日の間何日かしこりのようなものが残ったり、引っ掻いているうちに表面がジクジクとしてしまったり、数が増えたりすることがあるのに対し、蕁麻疹は跡形なく消えてしまうというのが特徴です。

 

また、全体が平べったく膨らんだり、赤い輪のような形になることがあったりするのも蕁麻疹の特徴です。虫刺され?と思っていても、数時間後に跡形なく消えるようであれば、蕁麻疹の可能性が高いそうです。

 

蕁麻疹の診断

蕁麻疹の診断は、主に症状と診察によって行われますが、必要に応じて血液検査や皮膚検査などの検査が行われる場合があります。

治療には、抗ヒスタミン剤やステロイド剤、抗アレルギー剤、抗炎症剤、抗生物質などが用いられます。
また、原因物質を区別することができれば、再発を防ぐことができます。

蕁麻疹は、一般的には軽度の症状であることが多いため、病気として捉えることは少ないですが、症状が重くなったり、繰り返し発生したりする場合は、生活に影響を与えるため、適切な治療が必要です。

また、蕁麻疹はアナフィラキシーショックといった重篤なアレルギー症状を引き起こすため、症状が急速に悪化する場合は、すぐに救急車を呼ぶ必要があります。

予防には、アレルギーの原因物質を避けたり、アレルギーに関する情報を正しく知っておいたりすることが重要です。

また、アレルギーに対する免疫力を高めるために、バランスの良い食生活や適度な運動、ストレスを軽減する生活習慣を引き継ぐことも効果的です。

蕁麻疹は、原因物質を特定することができれば再発を防ぐことができますが、原因物質を特定することは容易ではありません。

また、蕁麻疹が生活に大きな影響を与える場合は、専門医による治療を受けることが先です。

 

蕁麻疹が起こる仕組みや原因は?

蕁麻疹が起こる仕組みや原因はどういったものなのでしょうか?

 

蕁麻疹が起こる仕組みは?

蕁麻疹は、皮膚の中の小さな血管が一時的に膨らみ、血液の中の血漿と呼ばれる成分が周囲に滲み出た状態のことです。

皮膚の血管の周りには、マスト細胞と呼ばれる、顆粒がいっぱいに詰まった細胞が散らばっていて、この細胞が何らかの理由で顆粒を放出すると、血管がその成分に反応して蕁麻疹を生じます。

顆粒の中に含まれる主な作用物質はヒスタミンと呼ばれるもので、皮膚の血管に働くと血管を拡張し、血漿成分を血管の外に漏れ出やすくします。

ヒスタミンというのは、痒み神経を刺激するので、蕁麻疹が発症すると痒みを伴うのです。

 

 

アレルギーが起こる仕組み

蕁麻疹が起こる原因の説明と関連して、アレルギーが起こる仕組みを簡単に説明したいと思います。

先ほど出てきた「マスト細胞」ですが、「肥満細胞」とも呼ばれており、このマスト細胞がアレルギー反応に関与している組織となっています。

このマスト細胞は、体中の血管周囲、皮膚や皮下組織、肺、消化管、肝臓などに広く存在しています。

マスト細胞の表面には、Ig E(免疫グロブリン)と呼ばれている、免疫に関与するタンパク質が付着しています。

そこで、Ig E抗体がアレルゲンと反応すると、ヒスタミンなどの化学伝達物質を放出し、アレルギー反応(喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、アナフィラキシーショックなど)を引き起こします。

 

 

蕁麻疹が起きる原因

蕁麻疹が起きる原因は、アレルギー性のものと、非アレルギー性のもの大きく2つに分かれます。

 

アレルギーの仕組みにも様々なものがありますが、その中でも、蕁麻疹の原因として最もよく知られているのが
「I型(即時型)アレルギー」と呼ばれる反応です。

 

例えば、エビやカニなどの甲殻類のアレルギーがある方が、それを摂取した際に、マスト細胞表面に結合しているエビのアレルゲンに反応するIg E分子とエビのアレルゲンが遭遇することでマスト細胞が活性化され、細胞の中に含まれている化学伝達が辺りに放出されて蕁麻疹反応が起こります。

 

非アレルギー性の蕁麻疹の場合には、マスト細胞がこれとは異なる仕組みで活性化されることにより起こます。

 

 

蕁麻疹でも脱毛はできる?

脱毛と蕁麻疹は、直接的に関係があるのでしょうか?

詳しく解説していきます。

 

食物や生活習慣など原因が脱毛と関わりないものなら脱毛可能!

蕁麻疹が起こる原因として、アレルギー性のものと、非アレルギー性のものがあるとお伝えしましたが、実際に蕁麻疹の7割は原因が不明であると言われています。

 

しかし、大体の症状は薬の服用で落ち着くとも言われています。

 

蕁麻疹を何度か経験したことがある場合には、その症状が出る前の行動や食べ物、生活習慣などを振り返ることで、ある程度原因が特定できる場合があります。

 

食べ物が原因である場合には、脱毛の施術が影響することは考えにくいため、脱毛することが可能です。

 

ただ一つ注意点としては、お薬を施術当日に服用しなければならない状態であるほど症状がひどい場合には、施術を避けていただきます。

 

脱毛の光によってひどくなるというより、レーザーや光脱毛のライトを照射した時の熱、機械を当てる時に擦れたことなどから刺激を受けて痒みが増す場合がありますし、そもそも痒みがひどいのに耐えてまで脱毛するのは辛いというのも理由です。

 

 

アレルギー体質の方は注意が必要!

アレルギー体質である場合、実際の原因とは別の他の刺激から誘発されてしまう可能性もあるため、注意が必要となります。

 

特に、体温変化や汗、光の刺激で蕁麻疹が起こる疑いがある場合には、しっかりと皮膚科で原因を調べる必要があります。

 

体温変化、汗、光が原因で蕁麻疹が出る疑いがある場合には、医師の意見を聞いて許可を得てから脱毛をすることをオススメします。

 

また、光の刺激が原因の場合でも、紫外線に反応するというタイプの方であれば、脱毛をすることを許可される可能性は高いです。脱毛で使用いている光は、紫外線とは別の波長の光であるためです。

 

実際に当店には紫外線アレルギーを持っていらっしゃるお客様が通っていますが、今のところ一度もアレルギー症状が出ることなく、順調に脱毛をされています。

 

実際に脱毛できるかどうかの判断はどうしたらいい?

蕁麻疹の方が脱毛できるかどうかというのは基本的に

などの条件がクリアできていれば、脱毛可能であると言えます。

 

当店にも、蕁麻疹が出やすいというお客様が通っていらっしゃいます。

擦れによって蕁麻疹が出やすい方ですが、赤みの出た部分に保湿ジェルを塗ることで
対応しながら施術しているので、特に問題なく脱毛を進めていらっしゃいます。

数回脱毛をしていく中で、痒みや赤みが出ることも減り、今ではほぼジェルを使うこともなく脱毛されています。

 

脱毛によって蕁麻疹が出ることもある!

元々肌が弱かったり、アレルギー体質の方だったりする場合、脱毛後にも蕁麻疹のような症状を発症することが稀にあります。

 

どんな症状なのか?

しつこく強い痒みを伴う皮疹、丘疹、融合する紅斑が生じるので、まさに蕁麻疹のような症状です。

 

症状が出やすい部位や発症するまでの期間は?

症状が出る部位としては、ほとんどの方が下半身に出ることが多く、鼠蹊部に出る方もいるようです。
上半身に広く出ることは少ないですが、少数見受けられるようです。

症状が発症するのは、数時間経ってからという割合が高く、6〜72時間後に現れることが多いという研究がされています。

 

脱毛による蕁麻疹の原因

脱毛によって蕁麻疹が発生する原因としては、以下のようなものが考えられます。

1.肌の刺激
脱毛は、肌に刺激を与えるため、肌が敏感な人は蕁麻疹を発生する可能性があります。レーザー脱毛の強い刺激を受けて蕁麻疹が発生する可能性もありますし、レーザー脱毛と比べると刺激が弱いとされている光脱毛の場合でも、機械を肌に擦り付けながら脱毛していくため、その摩擦によって蕁麻疹が発生する可能性もあります。

 

2.アレルギー反応
脱毛に使用されるジェルやクリーム、脱毛器具、または脱毛後に使用する保湿クリームや化粧品などに含まれる成分に対して、アレルギー反応を起こす場合があります。

 

3.感染症
脱毛するときにはその脱毛方法によっては、肌が傷つく場合があります。レーザーや光脱毛の場合、熱を加えるので、その熱で炎症などを起こす場合があります。ニードル脱毛の場合は、針を使用して毛穴に針を刺して電気を流すという方法であるため、誤って肌を傷つける場合があります。そのようにして、脱毛時に肌が傷ついた場合、その傷ついた部分から細菌やウイルスが侵入して、感染症を引き起こすことがあります。この場合、蕁麻疹の他に発熱や炎症などの症状が現れることがあります。

 

脱毛によって蕁麻疹が出るかどうかは、個人差があります。

脱毛を行う前には、肌の状態やアレルギーの有無を確認し、適切な方法で脱毛することが大切です。

また、脱毛後には、肌を清潔に保ち、保湿を行うことで、蕁麻疹の発生を予防することができます。

もし蕁麻疹が出た場合には、かゆみを抑える薬や保湿剤などを使用し、症状が重い場合には医師の診察を受けることが必要です。

 

脱毛で蕁麻疹が出てしまったら、その後脱毛は続けられない?

脱毛によって蕁麻疹が出てしまったら、二度と脱毛はできないのでしょうか?

 

蕁麻疹の多くは「一型アレルギー(即時型アレルギー)」であることが多く、
発症までが早いことが多いのですが、
脱毛後のアレルギーの場合、「Ⅳ型アレルギー(遅延型アレルギー)」です。

 

このアレルギーは発症までのステップに時間がかかるタイプのアレルギーであるため、発症までに半日ほどかかったりする場合が多いです。

 

アレルギーであるため、初回の脱毛で症状が出る方もいれば、2回目以降に症状が出始める方もいますが、一度症状が出ると脱毛のたびに症状が出ることになってしまいます。

 

しかしながら、この症状が出るのは1000人のうち3人ほど、なので全体の0.3%ぐらいのレアな症状ではあります。

 

元々アトピー性皮膚炎の症状をお持ちの方に発症することが多い傾向にあるのですが、必ずしもアトピーの方だけに発症するわけではありません。

 

アトピーではあるけれども、何事もなく脱毛をしていけるという方も多くいらっしゃいます。

 

元々アトピーでもなく、肌も弱くはないという方が突然発症する場合も稀にあるようです。

 

蕁麻疹を含めたアレルギー症状が出た際には、多くの場合は内服薬が効果的だそうです。
医師と相談の上、内服薬を施術の1週間ほど前から服用していくことで、症状がおさまっていれば脱毛を継続していくことも可能です。
(※施術当日の施術前に服用することは避けてください。)

 

ただし、あまりにも症状が重く出てしまう場合には、アナフィラキシーショックの可能性もあるので、その点は気をつけていただきたいです。

 

 

医療脱毛は蕁麻疹が出やすい?

実は、医療脱毛のリスクの1つに、蕁麻疹・蕁麻疹様紅斑があります。
医療脱毛による蕁麻疹は、脱毛処置中に皮膚に起こる過敏症状の一つです。

 

医療脱毛後の蕁麻疹はどんな症状?

皮膚の表面にわずかに隆起する膨疹や、境界明瞭な円形、楕円形、地図上の紅斑が出現します。強いかゆみ、腫れ、痛み、熱感などの症状が伴います。

医療脱毛後の蕁麻疹はどんな場所に出やすいの?

限られた部位だけでなく、全身どこにでも出現します。

医療脱毛後どれくらいで発症する?

蕁麻疹は、脱毛処置中に発生することもありますが、
一般的には、医療脱毛後1〜2日後に出現し、2〜3日で徐々に広がっていくことが多いようです。

数時間から数日以内に自然消失することが多いですが、症状が重度である場合は、かゆみや疼痛が強くなることがあります。

蕁麻疹になりやすい人は?

寒冷蕁麻疹のある方は、冷却ガスにより蕁麻疹が出ることもありますし、温熱蕁麻疹のある方は、治療後に生じる毛孔に一致した紅斑・膨疹が発生しやすいです。

 

予防する方法はある?

医療脱毛による蕁麻疹を予防するためには、事前に医療スタッフに自分のアレルギー歴を伝えることが重要です。

 

また、処置前には皮膚を清潔に保ち、脱毛前の事前ケアを遵守することも必要です。
処置中にも、皮膚を冷やしたり、痛みや痒みを軽減したりするために医療スタッフが適切な措置をとることができます。

 

医療脱毛による蕁麻疹の治療法には、抗ヒスタミン薬やステロイド軟膏などの内服薬や外用薬があります。
重症の場合は、皮膚科専門医による治療が必要になることがあります。

 

総じて、医療脱毛による蕁麻疹は、一般的には比較的軽度の症状ですが、個人差があり、重度の場合は医療スタッフにすぐに報告し、専門医の指導の下で治療を受ける必要がある場合があります。

 

 

今回のまとめ

今回は、蕁麻疹と脱毛についてお話ししてきました。

蕁麻疹が出やすい体質であったり、アトピーに悩まされていたりと、アレルギーによってお肌に影響が出て悩んでいる方は多くいらっしゃると思います。

そういったアレルギー疾患が理由で、脱毛の施術を断られてしまい、脱毛したいのに出来なかったというお客様が、当店には通っていらっしゃいます。

蕁麻疹が出やすかったり、アトピーで悩んでいたりという方がいらっしゃいましたら、UNO>>>ichikaraのNPL脱毛を試してみてはいかがでしょうか?

 

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参考サイト
公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A」https://www.dermatol.or.jp/qa/qa9/q03.html
参考論文
Urticaria induced by laser epilation: a clinical and histopathological study with extended follow-up in 36 patients. (Lasers Surg Med. 2012 Jul;44(5):384-9)

 

福井UNO→ichikara/最先端医療エステ/レディース&メンズ

中村真綾